1950-02-06 第7回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第10号 その他北鉄買収に伴う戦犯に対する証人的な立場に立たれた方々も若干名おられました。合計常に約十五名の者が、そのモスコーの国際ラーゲルの同じ部屋で、時には二つの部屋に分れながら淋しく生活をいたしておりました。昨年九月二十一日、モスコーを二名の同胞を残しまして、十三名の者が三等急行列車で、捕虜には十分なる待遇を受けながらハバロフスクにやつて来ました。ハバロフスクに着いたのは九月の三十日の晩であります。 種村佐孝