1972-05-18 第68回国会 参議院 建設委員会 第14号
なお、関東地方につきましても利根川水系は現在主として西のほうを考えておるわけでございますが、北部関東につきまして、那河川、久慈川、こういう水系がございます。こういったものと、涸沼、あるいは霞ケ浦、こういったものが連絡すれば、かなりの水資源が活用できるのじゃないかという感じがいたしますが、そういったところもあわせて予備調査を進めていきたいと考えておる次第でございます。
なお、関東地方につきましても利根川水系は現在主として西のほうを考えておるわけでございますが、北部関東につきまして、那河川、久慈川、こういう水系がございます。こういったものと、涸沼、あるいは霞ケ浦、こういったものが連絡すれば、かなりの水資源が活用できるのじゃないかという感じがいたしますが、そういったところもあわせて予備調査を進めていきたいと考えておる次第でございます。
しかし、北部関東といったようなかなり水の豊富な河川もございますので、そういったものを広域的に利用すれば、やはりそれからかなり少なくなるわけでございますが、いずれにしろ京葉地帯等につきましては、これは自己水源というものがございませんので、かなり苦しい状態になるんじゃないかと予想されるわけでございます。
いまから新しいプロジェクトを開発いたしますと、やはり、まあ三年とか五年じゃとてもできないものも多いわけでございますので、計画といたしますれば、広域的な利根の導水路ということでさらに水を開発するとか、あるいは霞ケ浦から北部関東の水を利用して、一連の広域管理で水資源開発をするとか、利根川の上流のダム群を開発するとか、そういう計画はございますが、物理的に五十年の予定の水をいまからふやすというのは非常に困難