1991-03-13 第120回国会 衆議院 外務委員会 第7号
アメリカの中でそういう世論が起こってきて堂々と論議せられておるということは、北米局長御存じございませんか。
アメリカの中でそういう世論が起こってきて堂々と論議せられておるということは、北米局長御存じございませんか。
これは大臣、北米局長御存じかもしれませんけれども、朝河貫一という人が書いた「日本の禍機」という本がございまして、この本の中に日米関係の危機を書いておるわけであります。この著者の朝河貫一さんというのは、東京専門学校を卒業してエール大学に進学し、そこで比較法制史というのを勉強されまして教授になり、最後は名誉教授になったのじゃないかと思いますけれども、終生アメリカにいらした方でございます。
これは北米局長御存じだと思いますが、「米国は日本がどのような特定の防衛力増強に着手することを望んでいるか。どのような任務と目的に対してか。米政府は、日本の防衛力増強をこの地域における米軍事力の肩替わりと見なしているか、それとも米軍事力を補足するものと見なしているか。」