1968-03-28 第58回国会 参議院 運輸委員会 第8号
そういう観点から、北米太平洋岸航路につきましては、これを近く開始いたしますけれども、豪州航路につきましては、これは現在の段階から見ましてややまだ時期が早いという観点から、先ほど大臣のおっしゃいましたとおり、二十四次船におきましては、豪州関係のコンテナは一応見送っております。今後やはり荷物の動向によりましてコンテナ化を進めてまいりたいというふうには考えております。
そういう観点から、北米太平洋岸航路につきましては、これを近く開始いたしますけれども、豪州航路につきましては、これは現在の段階から見ましてややまだ時期が早いという観点から、先ほど大臣のおっしゃいましたとおり、二十四次船におきましては、豪州関係のコンテナは一応見送っております。今後やはり荷物の動向によりましてコンテナ化を進めてまいりたいというふうには考えております。
日本の場合、北米太平洋岸、大西洋岸、あるいは欧州、あるいは豪州と、比較的長距離で、かつ日本の輸出貿易というものの大体四割ないし五割というようなものが、大量の貨物というものがこの航路において占められておりますので、いまの段階におきましては、コンテナというものが最も妥当ではないかと考えておりますけれども、もちろん、こういうようなことにつきまして、各海運会社も真剣にどういう方策をとるか、あるいはまた、コンテナ
そういう意味から一挙に、北米太平洋岸でいま考えておりますのは、四隻一組にしましてこれでウイークリー・サービスをやるという考えでございます。四隻の船を一社でできないことはございませんけれども、いろいろな準備の関係もありまして、これは何社かでもって力を合わせてやるということが妥当なのではないかということで行なわれておるわけでございます。
コンテナに最も適する荷物というのは、いま先生のお手元に持っておられるこの表のコンテナ貨物というところに上がっているような荷物でございますし、そうしてわれわれがいま考えておるコンテナ化の対象として考えておる航路というのは、北米太平洋岸、北米大西洋岸、それから欧州航路、それから豪州航路、この四つを考えておるわけでございます。
それで、この休養施設につきましては、たとえば北米太平洋岸航路を考えてみますと、日本側と太平洋岸側と両方にこの休養施設というものを考えていかなければならないと思います。それで、現在日本側について申しますと、京浜地区に三カ所、阪神地区に四カ所のいわゆる宿泊施設がありまして、ここに家族を呼んで休養をとることができるようになっております。
○高林説明員 現在六隻の配船を考えておりますのは、北米太平洋岸航路についてでございます。いま先生御指摘になりましたニューヨーク航路の運営を合理化いたしますためにニューヨーク航路運営会社、一般にナイラックと呼んでおるのですが、これは北米大西洋岸航路につきまして配船数その他の調整をいろいろやっておるということでございます。直接、太平洋岸のいまの配船の問題とは関連ございません。
それで十年平均の運賃コストというものをとりますと、日本−北米太平洋岸で先ほど申しました二十九ドル強、約三十ドルということになります。一年目からずっといきますと、五年目ぐらいで二十八ドルというところまで下がりまして、以後さらに安くなりまして二十一ドルぐらいのところまでコストダウンができるという試算をいたしております。
まず第一に、将来どのような航路をコンテナ化するかという、いわゆる対象となる航路として想定をいたしておりますのは、まず日本と北米太平洋岸航路であります。これが一番先に着手することになると思います。来年の秋ごろには日本船のコンテナをここに就航させたいということでございます。第二の航路といたしましては、日本から北米大西洋岸の航路でございます。
○堀(武)政府委員 北米太平洋岸に行くものにつきましては、六隻……。
○大出委員 北米太平洋岸以外のものもあるのですか。
バイ・アメリカン、シップ・アメリカンというようなことで、実際の数字がどうなっているかということで、数字を突き合わせて見たのでありますが、御承知のとおり、特に北米太平洋岸の海運状況をしさいに見ますと、日本の海運収入は一部減っております。アメリカはその分がふえておるかというと、アメリカもふえておらないのであります。
まあ私が乏しい資料で調べたところで、たとえば針葉樹でさえ輸入——パルプ工場のある北米太平洋岸で、いわゆるN材というのですな、針葉樹、これが六百円から七百円です、石。ところが、日本の場合は、工場着で千六百円から千七百円。針葉樹が少ないので、広果樹をパルプ資源に現実に使っていますが、いわゆるL材というのでも千円近い。
たとえば北米太平洋岸の日本向け小麦が一時は六ドル半くらいまで下つておりましたが、今は八ドルぐらいになつておるという状況でありまして、不況の中にもそういう多少の高低がある。その多少の高低が海運においては相当大きいので、ちよつと一割違いましても非常に大きくなるわけであります。
如何に金利が日本海運の大きな負担になつておるかということは、第五表を御覧願いますると、これは日英の新造船を仮に北米太平洋岸と日本間の小麦輸送に使うとした場合の経費を比較したものでございます。
北米太平洋岸と日本岸における一トン当りの運賃コストというものにおいて一体どういうことになつておるかという点を御理解を願うために簡単に申上げますと、日本船におきましては約十三ドルを要することになつております。英国船は九ドル三十七セント、こういう数字になつておるわけでございます。なぜこれだけの差ができておるか。