1973-02-06 第71回国会 衆議院 予算委員会 第7号
私は先ほど言ったように、北爆再開みたいなことをやった、これに抗議をする労働者の心理というものはわかると思うのです。そしてさらに、それは労働大臣自身がおかしいんじゃないかと思ったと言うのですからね。加藤さん、そうでしょう。そう言ったじゃないの。だから、やむを得ないということがわかったと言っているのだから、おかしいと大臣さえも思うようなそういうととをやる。
私は先ほど言ったように、北爆再開みたいなことをやった、これに抗議をする労働者の心理というものはわかると思うのです。そしてさらに、それは労働大臣自身がおかしいんじゃないかと思ったと言うのですからね。加藤さん、そうでしょう。そう言ったじゃないの。だから、やむを得ないということがわかったと言っているのだから、おかしいと大臣さえも思うようなそういうととをやる。
そのときに、全電通と全農林に対して、二万名に及ぶ処分を断行するなんというのは、北爆再開を断行したのと同じだと思う。信義に反することだと思うのですが、どうですか。
まさに労働者側が言っておる、いわば停戦協定が始まろうとするときに北爆再開というような、このアメリカの態度と全く同じような挑戦的な報復的な態度でこれが行なわれておる。これでは、政府がこの問題に対してほんとうに誠意をもって対処するというようなことはだれも考えられない、だれもそれを信用しない、こういう立場に私は立たざるを得ないと思うのです。 きょうはそれぞれの当局の人事担当官もお見えであります。
さらに、アメリカの北爆再開にあたっては、ナチの残虐に比べたスウェーデン首相をはじめ各国の非難の中で、田中内閣はこれを支持したのであります。
○田澤委員長 次に、緊急質問の取り扱いに関する件についてでありますが、日本社会党の松本七郎君から、アメリカの北爆再開及び海上封鎖に関する緊急質問、公明党の西中清君から、米国のベトナム強行政策に関する緊急質問、民社党の河村勝君から、米国の北爆再開等に関する緊急質問、日本共産党の寺前巖君から、アメリカの北爆再開及び海上封鎖に関する緊急質問が、それぞれ提出されました。
すなわち、この際、松本七郎君提出、アメリカの北爆再開及び海上封鎖に関する緊急質問、西中清君提出、米国のベトナム強行政策に関する緊急質問、河村勝君提出、米国の北爆再開等に関する緊急質問、及び寺前巖君提出、アメリカの北爆再開及び海上封鎖に関する緊急質問を順次許可されんことを望みます。
————◇————— アメリカの北爆再開及び海上封鎖に関する緊 急質問(松本七郎君提出) 米国のベトナム強行政策に関する緊急質問 (西中清君提出) 米国の北爆再開等に関する緊急質問(河村勝 君提出) アメリカの北爆再開及び海上封鎖に関する緊 急質問(寺前巖君提出)
次回の本会議は、昨日の委員会におきまして、明後十二日午後一時から開会することといたしておりましたが、特にアメリカの北爆再開に関連する各党の緊急質問を行なうため、明十一日午後二時から本会議を開会することとするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○星野力君 大臣が先ほど言われたことは、アメリカは北爆再開の理由として、一九六八年の北爆停止の際の秘密交渉、そこでの約束、これはまあ非武装地帯の尊重など何項目かあるんでありますが、それを北が破ったからと言っておる、そのことを指すんではないかと思います。
これは国際的に重大事態を引き起こすおそれのある問題でありますが、日本政府は、このようなニクソン大統領の北爆再開を支持なさるかどうか、まずお聞きしたい。
「北爆再開、政府の誤算明らか」であると、「沖繩直接出撃、見のがすつもりか」、「終戦、米に要求の時」だ、こういう表現をしておりますが、私は全く同感なんです。
○松本(善)委員 一つ一つの作戦についてコメントしないというふうに言われるわけでありますけれども、アメリカの軍事行動全体について、これを肯定をする方向で、しかもこの時点において反対をするという意思をはっきり表明されないということは、私はこの北爆再開という方向を支持をしているというふうにしか考えられないと思います。
また、政府は、アメリカのカンボジア介入と北爆再開を支持するのかどうか、アメリカの介入は、国際法及び国際正義の観念に照らして正当化され得るものであるかどうか、日本政府のはっきりとした立場を総理から伺いたいと思います。(拍手) アメリカの今回の行動がカンボジアに対する明白な侵略行為であり、戦争のインドシナ半島全域への拡大をもたらすものであることは、全く議論の余地がないと思います。
ってきたというような言い方をアメリカがしがちでありますが、どうも人が来なくても、戦争のやり方がうまいのかどうか知りませんが、北、ベトコンのほうが攻勢であると思うので、それがただ単に北から来たのだという理由をつけて北爆へ変わるようなことがあったならばたいへんな大きなことになりまたまた戦火は拡大し、和平の方向から遠ざかると思うので、外務大臣は、北爆などの誘惑にかられているアメリカも気分が強いようですから、北爆再開
すなわち、北爆が停止されても、北から南への補給や派兵が続く場合は、逆にざらに激しい北爆再開となることを私はおそれるものであります。 問題は相互不信の除去であります。このため、たとえば、北ベトナムの友好国を通じての何らかの保障が必要でありましょう。形はアメリカの一方的無条件の停止でも、そうした保障なしには、実際問題として北爆停止の実現はむずかしいのではないでしょうか。
すなわち、北爆が停止されても、北から南への補給や派兵が続く場合は、逆にさらに激しい北爆再開となることを私はおそれるものであります。(拍手) 問題は相互不信の除去であります。このため、たとえば、北ベトナムの友好国を通じての何らかの保障が必要でありましょう。形はアメリカの一方的無条件の停止でも、そうした保障なしには、実際問題として北爆停止の実現はむずかしいのではないでしょうか。
われわれはベトナム戦争勃発以来、戦争の拡大につながる政策や行動に対しては、きびしい批判を加え、特に昨年二月の北爆再開以降は、北爆と戦争の国際化に強く反対し、問題の平和的解決をはかるためには、まず北爆を無期限に停止し、南ベトナム政府とアメリカがベトコンを交渉の相手方として認め、それを含めた全当事者が話し合いの場をつくることが必要であると主張してまいったのであります。
(拍手) 質問の第二は、アメリカの北爆再開の際、政府はこれを支持し、世界の笑われ者になりました。しかも、今回のハノイ、ハイフォンの爆撃に至っても、やむを得ずとして賛成の態度を明らかにいたしました。アメリカの要請によって南ベトナムに派兵している植民地的国家を除いて、世界の一体どの国がハノイの爆撃に賛成いたしましたか。
というのは、クリスマス停戦が終わって三十人目ぶりに北爆再開というニュースが伝わって、日本の株式市場がえらい騒ぎになって、ここに統計がありますけれども、非鉄金属、あるいは石油、海運のいわゆる戦争関連株ですね。 〔委員長退席、伊能委員長代理着席〕 かと思いますると、第三次防を含む防衛計画のほうにまで及んできて、たいへんなブームに発展をする。
それは、いまベトナムの戦いがエスカレーションの方向に非常に、北爆再開以来、進んでまいっております。しかも、沖縄にはアメリカ軍の極東における最大の基地がございまして、これとの関係で、沖縄の同胞が非常に戦争の危倶、不安、焦燥にかられておることは、私は事実だと思います。
しかし、同省の指摘するように、むずかしい交渉を本気でまとめたい場合に、鳴りもの入りではでな特使派遣をすることは、相手国の反発を招くおそれがあるというようなこと、それから北爆再開後だから、タイミングが悪いというようなこと、いろいろこう書いてありますよ。だから、横山特使は、首相官邸と外務省の感覚の差のまん中にあって本人も非常に悩んでいるということを最後に書いてある。
そして、北爆再開にあたってホノルル会談——重要な会談でありますが、これが行なわれた。そして、そのときに続いて、この間バンディ氏が参りまして、外務省の中枢である下田次官と話をされて、このベトナム問題の情勢、すなわち拡大への展望、それに続いて日本の協力体制について話が行なわれた。
○穗積委員 この問題はちょっと政治的背景が、最近のアメリカの北爆再開後の焦点というもの、アジアの焦点というものがはっきりしつつありますから重大であると思うのですが、時間がありませんから残念ですが他日に譲りまして、最後に二点だけ具体的問題についてお尋ねしたいのです。