1972-06-01 第68回国会 参議院 内閣委員会 第16号
そういうようなことで、たいへん私は残念に思っておりますが、ちょうどそういう事態になる、つまり北爆が開始されるというその前に、北越の経済視察団がわが国に視察のため来訪いたしておりますが、そうしてあの激しい北爆下におきまして、わが国の施設なんかをずっと見て回ったり、またわが国のこの使節団に対するサービス等については、感謝しながら帰っておられた。
そういうようなことで、たいへん私は残念に思っておりますが、ちょうどそういう事態になる、つまり北爆が開始されるというその前に、北越の経済視察団がわが国に視察のため来訪いたしておりますが、そうしてあの激しい北爆下におきまして、わが国の施設なんかをずっと見て回ったり、またわが国のこの使節団に対するサービス等については、感謝しながら帰っておられた。
私の質問は、アジアの平和を願い、ベトナムに一日も早く平和が到来することを祈っている日本国民を代表し、同時に、北爆下の北ベトナムをこの目で見て、ベトナムにおけるアメリカの戦争が、いかに非道なものであるかという、その実態を知っている者の立場から行なうものであります。
先般医薬品を積んで北爆下の北ベトナムに航海したフェニックス号、この乗り組み員の一人のチャンプニーさんという人が日本に帰ってきまして、広島で記者会見をやっております。このチャンプニーさんの記者会見の中身を見てみると、ハノイ近郊のフサという部落では不発爆弾を見た。爆弾の中に、野球のボールくらいの破裂弾三百個ほどが詰まっておる。落ちると同時にこれが四方に風び散る。さらに一つ一つが爆発する。