1980-12-18 第93回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
○説明員(小澤春雄君) 御指摘のとおり、北海道通信局ほか六局の横領事件はこれは犯罪でございます。したがって、直ちに警察にも通報いたしまして、刑事事件としての手続をとると同時に、五人を懲戒免職にしたわけでございます。
○説明員(小澤春雄君) 御指摘のとおり、北海道通信局ほか六局の横領事件はこれは犯罪でございます。したがって、直ちに警察にも通報いたしまして、刑事事件としての手続をとると同時に、五人を懲戒免職にしたわけでございます。
まず第一に、電電公社北海道通信局が、昭和四十七年より四十九年にかけて、小佐野氏が会長を務める北海道いす寸自動車株式会社から合計二十三台の業務用のトラックを購入しているのであります。また、小佐野氏が取締役をしている東急電鉄は、公社に対して横浜市緑区内の所有地二カ所、七千三百五十平方メートルを四億三千万円で売却しております。
その後の北海道におきます事件の進展の模様でございますけれども、先日申しましたように、発端は三月二十五日でございまして、元北海道通信局の管財課員の徳井春秀が、当時職員宿舎用地の買収に当たりまして、北海道警察本部に逮捕されまして、続きまして二十七日に札幌地検に送検された、同時に、相手方の地主と取引関係のありました不動産業者二名が逮捕されたということでありますけれども、その後、いろいろと地元の新聞の報じますところによりますと
北海道開発が国策として取上げられ、昭和二十六年第一次開発計画が立てられるにあたり、北海道庁はこの計画の中に総額百七十四億、年額三十五億の電気通信設備の拡充計画を盛り込んだのでありますが、当時北海道通信局に振り向けられていた施設拡充予算は年額十億程度にすぎず、しかも事業としては年々六億余の赤字を出していた状況で、独立採算を要請されていた電通特別会計としては、自己支弁をもつてしてはとうてい実行不可能の計画