2000-05-15 第147回国会 参議院 行政監視委員会 第8号
次に、マスコミで農水省構造改善局を中心とした技官と事務官との権限をめぐる熾烈な戦いがあるかのごとく取り上げられております北海道農政部次長の職にあった農水省キャリア官僚の汚職事件に関しまして、いま少しく詳しくお尋ねをしたいと思います。 新聞報道によりますと、先ほどの中央競馬会の特別振興資金が四国大川農協の冷凍施設建設にかかわる約七億五千万円の原資となっているとのことであります。
次に、マスコミで農水省構造改善局を中心とした技官と事務官との権限をめぐる熾烈な戦いがあるかのごとく取り上げられております北海道農政部次長の職にあった農水省キャリア官僚の汚職事件に関しまして、いま少しく詳しくお尋ねをしたいと思います。 新聞報道によりますと、先ほどの中央競馬会の特別振興資金が四国大川農協の冷凍施設建設にかかわる約七億五千万円の原資となっているとのことであります。
私は、談合問題に北海道農政部次長ポストにいた農林水産省の職員がかかわっていたのではないか、調査すべきではないかという藤田議員の質問に対して、公正取引委員会の調査結果ができてから判断したい、こういう答弁を大臣も構造改善局長もされて、ちょっと耳を疑うような状況でございました。この件では、北海道庁自身が独自の調査で、談合していたということを三月にもう公表をしているのです。
農水省からいただいた資料を見ますと、農林水産省から北海道農政部次長へ転出した人たちは、水産庁長官をしていた川合氏、事務次官であった高橋氏、畜産局長であった本田氏など、そうそうたるメンバーであるわけであります。報道では、北海道農政部次長ポストは農林水産省の出世コースの一つにされていると言われておりますが、それが事実として裏づけられていると思います。
その第二は、北海道農政部次長が、同省農産園芸局総務課調査官をしていた当時、同じ香川県の農協組合長らから、米貯蔵庫の建設事業に関して国庫補助金の交付を受けるに際し、有利、便宜な取り計らいをした謝礼として、自己が飲食店において飲食し、支払うべき代金合計約百九十万円を平成九年七月ごろから十一年十月ごろまでの間、前後二十数回にわたり支払いを受けたという収賄容疑で、本年三月二十七日、警視庁が当該農政部次長を逮捕
しかし、北海道農政部次長として出向していた溝上容疑者の収賄容疑での逮捕は、農林水産省がどこまで腐っているのか、そういう不信感を国民全体に広げてまいりました。問題は大臣の責任が問われるところまで来ているのではないかというふうに私は思われます。構造改善事業をめぐる汚職で、あれほど綱紀粛正や自主申告、そういう調査をやられたのだけれども、この溝上容疑者はちょうどその時期に四国大川農協にツケ回ししていた。
○政府参考人(林則清君) お尋ねの件につきましては、北海道農政部次長が農林水産省農産園芸局総務課調査官をしておりました当時、香川県所在の農業協同組合の代表理事組合長らから、米貯蔵庫の建設事業に関して国庫補助金の交付を受けるに際し有利便宜な取り計らいを受けた謝礼として、自己が飲食店において飲食して自己が支払うべき代金合計約百九十万円を平成九年七月ころから十一年十月ころまでの間、前後二十数回にわたって支払
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 農林水産省から出向していた北海道農政部次長が収賄容疑で逮捕されたことにつきましては、公務員の倫理が厳しく問われている中でまことに遺憾であり、不信を招くような事態に至ったことに対しまして国民の皆様に大変申しわけないと考えております。