1947-10-03 第1回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会第1小委員会 第3号 それで請願人は北海道小樽市稻穗町四丁目十三番地、桑原喜助外二名で、この請願の内容は、昭和二十一年十二月より引揚が開始されたことは非常に感謝に堪えないけれども、樺太は大体本年中に終るそうであるが、シベリヤ、ソ聯本土の同胞が尚二年余要する、嚴寒の地で病氣その他で相当の犠牲が想像される。留守家族は憂慮に堪えず、而も生活の辛苦想像に堪えないものがある。 星野芳樹