1983-12-28 第101回国会 衆議院 外務委員会 第1号
○渡辺(朗)委員 なぜそのようなことを再度確認をしたかといいますと、農水省の出されました五十七年度漁業の動向に関する年次報告、これによりますと、「例年のように北海道南岸から銚子沖にいたる太平洋側において」「ソ連漁船三百五十七隻に対し立入検査を実施し、うち九隻を「漁業水域に関する暫定措置法」違反で検挙した。」その旨が記載されております。このようなことがいろいろある。
○渡辺(朗)委員 なぜそのようなことを再度確認をしたかといいますと、農水省の出されました五十七年度漁業の動向に関する年次報告、これによりますと、「例年のように北海道南岸から銚子沖にいたる太平洋側において」「ソ連漁船三百五十七隻に対し立入検査を実施し、うち九隻を「漁業水域に関する暫定措置法」違反で検挙した。」その旨が記載されております。このようなことがいろいろある。
最も重点を置いております北方海域、すなわち南は銚子沖から北は北海道南岸という広大な水域におきますところの取り締まり状況を申し上げますと、毎日のように十隻前後の巡視船が張りつけられておると、常に警備に当たっておるということでございますし、また二、三日に一回は飛行機を飛ばして空からも監視をいたしておるということでありまして、結果といたしましては二百件を超えますところの立ち入り検査を行い、十五隻を検挙しておるという
海上保安庁の巡視船艇の関係でございますが、現在のところ、海上保安庁といたしましては、いわゆる二百海里体制に対応いたしますために全国的な応援体制をしきまして、北方海域と申しておりますけれども、北海道南岸から銚子沖までに至ります広域の海域におきましての取り締まりに万全を期しておるということでございますが、やはりこのような応援体制では将来にわたっての体制の整備が図れませんので、五十二年度予算段階から本格的
たとえて申しますれば、北方海域、これは房総半島沖合いから北へかけての広大な海域でございますが、この中での北海道南岸海域等におきましては特に重点的に巡視船艇の配備を行っており、北海道東南海域におきましては常時五、六隻の巡視船を配備いたしております。
○薗村政府委員 私どもは、過去のいきさつから、やはり目下の対象は、限定してあるいはいけないかもしれませんが、ソ連だと端的に申し上げられると思いますので、大体北海道南岸から最近は銚子沖までですが、そこに出現している従来のパターンを考えますと、やはりそこが重点海域であろうと思います。
先般も私は、北海道南岸の外国船による違反操業の問題を取り上げまして、非常に保安庁も努力をされて一応押し出したという話だった。現地に行っていろいろ聞いてきました。確かに保安庁が努力をした面もある。否定しているわけじゃないんですよ。
それから領海問題については根室海峡の付近、それからいま五十隻ぐらい現存しておると私申し上げました北海道南岸から三陸から銚子沖にかけてのソ連船の問題それから尖閣列島周辺の問題、こういう領海問題三つに分けて考えていくということで、私どもで言っておりますPL、あるいはPM、それから航空機をそれぞれ配備して、できるだけ当初のときには特に厳戒態勢で遺漏のないようにしたいということで逐次計画を立てているというつもりでございます
それから一番問題は、領海の北海道南岸から三陸、銚子沖にかけては、これはいま五十隻と申し上げましたけれども、最盛期にはもっとふえるという状態もございます。七月一日現在では何隻ぐらいになるか、ちょっとまだ予測がつきませんけれども、それぞれ二管の担当海域が一番多いんですが、それぞれ保安部、保安署の担当によって各ブロックごとにPM、PSを投入してやっていきたいということを考えております。
とすれば、せっかくソ連が何か考えてあげると言っている北海道南岸はどこでございますか。襟裳の向こう側は六海里、襟裳岬のこっち側は十二海里までしか入らない。したがって、こっちは十二海里までは安全だ、襟裳の向こう側は六海里以内は安全だ、こういうふうに漁民は必死になって情報を探りにかかっている。あなたがいま持っているその情報、どこであるか、何海里であるかということをここで明示しなさい。
それで、大体通して見ますのに、北海道南岸に来ております漁船の操業状況につきましては、従来十七、八マイル前後のところが多うございましたけれども、最近は少し中に入ってくる傾向がございまして、一つの例といたしましては、十月二十三日に浦河の沖六マイルに六隻の漁船が来て操業しておりました。それから、最近では十一月の四日に、これは恵山の沖でございますが、四・二マイルに二隻の漁船が来て操業しております。
最後に、漁業操業に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の協定でございますが、わが国の近海、特に北海道南岸の水域から千葉沖に至ります太平洋沿岸の水域におきまして、ソ連漁船団の操業によるわが国漁民との間の事故が発生しております。
それによりますと、「沖繩、奄美大島等の南西諸島では、ほぼ全島しょにわたり漂着しているほか、南九州から伊豆諸島、三陸沿岸に至る太平洋岸への漂着は相変らず多く、また九州西岸、日本海沿岸、北海道南岸にも漂着していることが確認された。」このようにございます。
北海道南岸で三件五隻、三陸沖で五件五隻、銚子沖十件二十二隻、伊豆銭州付近三十三件九十八隻、計五十一件百三十隻、これはこういう状況でございますが、海上保安庁の巡視船が視認したものもございます。わが国の領海に侵入したという報告は受けておりませんが、海上保安庁といたしましては、関係方面へ通知するとともに、領海侵犯のないように警戒怠りなく見ておると、こういう状況でございます。