2021-04-21 第204回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第5号
それで、点線になっているのがヨーロッパの北海地域の風況ということであります。 一見してお分かりになりますように、日本の風は夏の間吹かないというのが非常に残念ながらそれが事実でありまして、冬の間は欧州並みに吹くんですけれども。したがって、設備利用率ということで見ると、欧州よりも二〇%ポイントぐらい低いということになります。そういう状況で、欧州並みの発電コストというものを実現するのは極めて難しいと。
それで、点線になっているのがヨーロッパの北海地域の風況ということであります。 一見してお分かりになりますように、日本の風は夏の間吹かないというのが非常に残念ながらそれが事実でありまして、冬の間は欧州並みに吹くんですけれども。したがって、設備利用率ということで見ると、欧州よりも二〇%ポイントぐらい低いということになります。そういう状況で、欧州並みの発電コストというものを実現するのは極めて難しいと。
それから、ヨーロッパにおきましても、ロシアでございますとかあるいは北海地域で天然ガスが見つかった、あるいはアフリカも目の前というようなことで、アメリカ、ヨーロッパにおきましては天然ガスはパイプラインの形で輸入をされていた、こういうことでございます。
これは、このレポートをまとめるために、一九九五年以来、北大西洋、北海地域の環境保護を目的とするオスロ条約及びパリ条約に基づき設けられましたOSPARという委員会の要請に応じて開始されたものでございまして、このOECD・NEAの放射線防護と公衆の健康に関する委員会において検討が行われたものでございます。
御参考までに、北海地域につきましては二百メートルより浅い海が全体の九〇%程度ということで、共同開発地域よりは比較的浅い部分が多いわけでございますが、御承知のように、この北海地域では冬季におきましては秒速十メーターの風が吹く日が全体の六割ぐらいございます。それから、同じく冬季におきましては常に氷点下にある。
ただ、深さの点につきましては、北海地域の方が浅い部分が多いわけでございますが、この共同開発地域につきましては、何度も申し上げますように、三百メートルより浅い地域が全体の四分の三もあるわけでございますから、十分プラットホームによるところの開発の可能性があると言うことができると思います。
○政府委員(古田徳昌君) ほんの十数年前まではヨーロッパ各国に囲まれました北海地域が一大産油地帯になるというふうな予想を立てた人は少なかったわけでございますが、一九六五年前後から非常に活発に探鉱活動が行われまして、その結果現在では、ことしの予想でございますと約百五十万バレル・パー・デーといったふうな生産規模にまで達するというふうなことが言われているわけでございます。
世界的に見まして、中東地域の生産コストは圧倒的に低いわけでございますが、最近急速に生産が伸びております北海地域につきましての平均的な生産コストは主ないし六ドル・パー・バーレルというふうな見方がされております。 ちなみに、先般生産に移行しました新潟の阿賀沖油田の場合につきましては、恐らくコストが五ないし六ドル・バーレル当たりになるのではないかというふうに見ているわけでございます。
ただ、北海地域におきまして、一般に大油田が存在するであろうというふうに考えていなかったということも事実だと承知いたしております。
メジャーズ等でも全く新しく北海地域であるとか、あるいは南米のほうであるとかというところを新しく探鉱しておる。相当有望なものが発見されつつあるという情報もございます。それからまた世界全体では、ソ連が近年は新しい油田の開発に非常に意欲的でございまして、世界全体の石油の供給には相当貢献するであろう。