1984-12-13 第102回国会 参議院 外務委員会 第2号
今回締結された日ソ漁業相互協定は、従来、期間一年という不安定な暫定協定に基づいて操業してまいりました北洋漁民にとっては、長い間の念願であった長期協定ができ上がったということでより安定的な操業が可能になることでありまして大変喜ばしいことだというふうに思っております。したがって、私も本協定の締結には当然賛成するものであります。
今回締結された日ソ漁業相互協定は、従来、期間一年という不安定な暫定協定に基づいて操業してまいりました北洋漁民にとっては、長い間の念願であった長期協定ができ上がったということでより安定的な操業が可能になることでありまして大変喜ばしいことだというふうに思っております。したがって、私も本協定の締結には当然賛成するものであります。
アメリカ側もこれは十分承知をしておりまして、現在行われております実務者会談でも、水産物についてはのっけから自由化しろというトーンではなくて、いわゆる割り当て運用の改善だとか、昨日北洋漁民が大会をやりました、いわゆるアメリカ水域におけるアラスカ漁民がとったスケソウダラを、日本に洋上で買ってくれという数量を二十万トンあるいは四十万トンにふやせというまことにとてつもない要求をしておるわけでございまして、しかも
○瀬野委員 具体的にいろいろ私承知している点を申し上げるゆとりもございませんけれども、これは深刻な西日本、また北洋漁民との関係の問題でありますが、同じ日本の動物性たん白質を確保する漁民にとっては真剣な問題でありますので、ひとつ粘り強く、急げと言ってもなかなかこれは困難な問題があることも承知しておりますけれども、私に言わせれば、ゆっくり急げといいますか、ひとつ慎重に、早く、そして国益に合致する方向で努力
今回の日ソ交渉が難航に難航を重ねながらも締結にまでこぎつけることができたのは、北洋漁民の方々が出漁したい気持ちをひたすら抑え、耐え抜いて、国論を割らなかったことが大きく貢献しているのであります。このような姿勢に対して、国民の間からは同情が寄せられているのであります。しかし、漁民の方々が待ちに待ったあげく得たものは、余りにも厳しい結果でありました。
仮におかしくなった場合には、大ぜいの北洋漁民の生活かどうなるのだろうかというようなことから非常に大きな関心が集まったとも思うのでありますが、それよりも何よりも、先ほど先生のお話にもありました北方四島、あるいは一群島三島というのでしょうか、この帰属といいますか領有権といいましょうか、これが今度の漁業交渉の場でどういうふうに扱われるか、そのことに非常に大きな関心があった。
この大きな国益のために、それこそ歯を食いしばって耐えてきたいわゆる北洋漁民がいるわけですが、こういう方々に対する補償の問題、こういう問題については、総理はどのように対処していかれるおつもりですか。
そこで問題になりますのは、漁場を追われておる北洋漁民と関連産業に働く人々、これをどう救済していくかという問題と、第二点には、沿岸漁業の整備並びに沿岸漁業の育成という問題が大きな課題になります。その次には、消費者の台所を圧迫する狂乱魚価への対策という問題が出てくるわけでございますが、さしあたり、特に一つは漁船、漁民、加工業者への救済対策、それから同じく乗組員、加工業に働く従業員ですね。
政府も、北洋漁民に対する休業補償措置について検討されているようですが、重ねて具体的に総理並びに関係大臣の所見をお伺いをいたします。
その形のままにおいて何らかソ連と日本とが友好関係にある、共同声明によりまして、友好関係を確立した以上は、できるだけ円満に北洋漁民の生活ができるように話し合いはできないものだろうかというのが、日本のソ連に対する申し入れの要旨でございます。そういう問題について平和条約等ができない前に、暫定的に一つ何かの取りきめをしたい、こう日本から申したわけでございます。
どうか諸先生におかれましてはこの点をよく深刻にお考え下さいまして、われわれ独航船北洋漁民のために御協力あらむことを切にお願い申し上げます。
○千田正君 日ソ交渉が停頓しておる現在において、特に生産に携っておるところの北洋漁民にとっては非常な関心を払っておるのであります。