1947-11-21 第1回国会 衆議院 水産委員会 第26号 顧みますれば、敗戰による北洋海田の喪失の補填、外地引揚者への授産育成等、新國家再建のための内的整備政策上、道及び國の過去の諸施設につきましては、新しい角度から再吟味を加へる必要があるのであります。 わが海島大島は、本村を距る十八里の海中に孤立しておりまして、暖寒二潮の交流に洗はれ、海藻の繁茂、魚族が囘遊しておりまして、鯨群常に其の周邊に棲息し噴潮、鯨波の壮觀を朝夕に望んでいる次第であります。 冨永格五郎