1971-04-13 第65回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
この北洋カニ漁業のために、約四千四百人の漁船員がいまだに待ちわびておる姿はまことにあわれでございます。ソ連がカニを大陸だな資源であると一方的にきめつけておる、こういう態度、いわゆる権力的に規制をしようとする態度は、両国友好のためにしごく残念である。
この北洋カニ漁業のために、約四千四百人の漁船員がいまだに待ちわびておる姿はまことにあわれでございます。ソ連がカニを大陸だな資源であると一方的にきめつけておる、こういう態度、いわゆる権力的に規制をしようとする態度は、両国友好のためにしごく残念である。
去る三月一日から東京で開かれている日ソ漁業交渉において、ソ連側は日ソ両国のサケ・マス漁獲量の均衡、北洋カニ漁業のソ連許可制への移行を主張しているといわれております。元来、ソ連は、タラバガニを大陸だなの天然資源に含めるべきであることを主張しております。一九五八年の国際連合海洋法会議以来主張してまいっているのであります。