2020-02-12 第201回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第1号
それは、たしかお配りした資料の中には入れたと思うんですけれども、北樺太石油の交渉時に彼らがどういう交渉をしたかということですね、一つは。
それは、たしかお配りした資料の中には入れたと思うんですけれども、北樺太石油の交渉時に彼らがどういう交渉をしたかということですね、一つは。
特に、私は党の北方領土の問題の委員長をさせていただいておりまして、もう十数年来から、やはり特にサハリン・プロジェクトと非常に日本との関わり、かつ、これは先生の論文ですか、北樺太石油と外交交渉、ちょっとこういう絡みの中から質問を思い付いたんですけど、今、日本のこの北方領土と絡めて、エネルギー政策、特に対ロシアですね、先生、何か御意見というんですか、こういうところはもっと突っ込んだ方がいいんじゃないかとか
最後に、北樺太石油の教訓と突然出てきて驚かれるかもしれませんけれども、ジャパンフラッグの歴史上最初の原油というのはアラビア石油じゃないんですね。北樺太石油というのが戦前あったんです。
「当庁ニ於テ」、当庁というのは樺太庁です、「当庁ニ於テ蒐集セル情報ノ範囲ニ於テモ、北樺太亜港諜報部ノ対日諜者」、諜者というのは、英語で言えばスパイ、諜報活動の諜ですね、「対日諜者ハ三十八名ニ上リ、之等ハ常ニ五〇度線ヲ越境、我方ノ機密偵諜ニ狂奔シツツアルガ、諜者ノ殆ンドガ土人ニシテ、彼等ハ原始林ノ跋渉ニ慣レ、厳寒ノ下ニ野宿シ、粗食ニ耐エ、ソノ行動敏速之ガ捕獲ハ容易ナラザルモノアリ」こういう明確な記述があります
天然ガスについても幾つか問題点がございますが、天然ガスは例えば北樺太で今資源開発が行われております。ところが、あの北樺太の天然ガスがもし出てきたらどうやって使うんだというのはまるきりないんですね。要するに、これを大量に使っていただく方は、都市ガスもさることでありますが、都市ガスは非常に少ないんです。そうじゃなくて、発電に使っていただかなければならぬわけです。
なぜこういうことをするのかと聞いたら、ソビエトが対象であって、我々の任務・目的は北樺太に対する敵前上陸だと言われたことがあるんですよ。びっくりしたんですね。これは正気のさたじゃないと思った。南方じゃどんどん撤退をしてきているときに、ソビエトを相手にして戦争をするなんてことを上官がまじめな顔をして言うわけですね。一体何を考えているんだろうという疑問を持ちました。
それから二百二ページを見ますと、「ヴェルサイユ条約後の日本の版図」これを見ると北樺太、これが日露戦争後の領有地になっている。これもちょっとお粗末だなというふうに思うのです。 さらに、たくさんあるんですよ。
○高沢委員 ここで特に日本との関連が出てくるわけですが、ソ連に対するそういう経済的な制裁で封じ込める、あわよくばこれをつぶしてしまおうというアメリカのレーガン政権のやり方、それに対してヨーロッパ諸国は、そういう天然ガスのパイプラインで、自分の国の利益でやることはやるんだというふうに進んでいるわけですが、そうすると、日本の場合、例の北樺太の大陸棚で日ソ共同で石油と天然ガスを掘っておりますね。
に含まれるということは、一九三七年に日本海軍省水路局が出版した水路誌や観光局が一九四一年に出版した公的な日本旅行案内書などでも明らかであり、また、日本政府が戦後も一再ならず認めているところである、(9)日本は一九〇四年の背信的攻撃により樺太の半分をロシアから奪取したので、日露通好条約と千島樺太交換条約を破り、これらの条約を引合いに出す権利を失った、また、二〇年代の初め日本は一九〇五年の条約を破って北樺太等
その中で、第二の御指摘のどういう企業体にこれを出したかということでございますが、現在まで四十三社に対して出しておりますが、たとえば主なところは北樺太いわゆるサハリン石油、それからインドネシア石油とか、それから日本で当たりました出光石油だとか合同石油、ジャパン石油、そういうところが主な会社でございます。
チューメニの石油の問題、それからヤクーチョの天然ガスの問題それから南ヤクーチョの石炭の問題、それから森林資源開発に関する第二次契約の問題、それから北樺太沖合いの天然ガス、石油の探鉱の問題、この五件ございます。
非常に向こうのほうで気を使って、樺太の昔の北樺太石油、あそこの現場を見せましたし、そのときにアメリカの技術屋さんを二人連れていきました。これも初めは向こうは渋っておりましたけれども、最後には承諾をした。非常な気の使い方で、このアメリカ人二人に対して一人ずつ女の通訳をつけておくというふうなことまでやってくれましたし、全然不便は感じられませんでした。
それからもう一つ、ヤクートというところの燃料炭の開発、この問題、それから北樺太の海底油田並びにガスの開発の問題、この三つの問題がテーマとして提起されております。
それから第三は北樺太の大陸だなにおける石油並びにガスの開発の問題。これらについて日ソ間で協力の可能性について話し合いが行なわれた、こういうことになりまして、その中で、何と申しましてもチュメニというのはウラル山脈の東側のオビス川の流域に横たわる鉱脈でございますから、わが日本とすると、かなり遠いところに位する。
それから、北樺太近海における石油開発、またガスの開発、こういうもので日ソ両国協力の可能性についての提案というものがあります。また、無煙炭を開発することの問題、そんなような話が出ておりますが、これは先般開かれました日ソ経済合同委員会においてそういう話し合いが行なわれましたけれども、その具体的な計画についての、これが実現可能性についての検討は未了であります。
○国務大臣(愛知揆一君) それは、上田さんはそういうふうに理解されるのかもしれませんけれども、これは、だって、戦争終結のときまでは、南樺太は日本の領土であって、北樺太はそうではなかったわけですね、歴史的、沿革的にも。これは世界じゅうの人が知っていることだと思います。
○国務大臣(愛知揆一君) ですから、北樺太は戦争中においても日本の領土ではなかったわけでございますね。南樺太は日本の主権の存する領土でございましたから、それまで主権を持っておったところの日本国がその一切の権利、権原を放棄したのは南樺太でございます。ですから、それからあとは、放棄しましたあとは、日本には発言権はございません。そういう関係でございます。
ついせんだって第四回のこの会議がございましたが、そのときに日本側は北樺太のオハの天然ガスを海底パイプでもって北海道に輸入するという問題について、ソ連側と話し合いに入る用意があるということは明らかにしたわけであります。
しかしながら、現在のところでは、御案内のとおり北樺太というものを除きますると、いまのソ連油といいますものは、わざわざ長い距離を通りまして、スエズを通ってまいるということで、当初は価格はきわめて安かったのでありますけれども、今日の状態では、その価格は約二割ないし三割アップでございます。
さらに北樺太とかシベリアの開発というのは、日本が協力しなければできない、といえばソ連はおこるかもしれぬが、ともかく、日本の協力する問題だと思うのです。そういう問題についてどうお考えになっておりますか。
○鶴見政府委員 日ソの通常貿易のほかに、ただいま先生の御指摘のとおり、シベリア開発の件及びそれにも関連しますが、北樺太の天然ガスの問題がございます。ただ、北樺太の天然ガスの問題につきましては、主として価格問題を中心といたしましてなかなか先方との話し合いがまとまらないという状況でございます。
たとえば北樺太からの天然ガスの輸入の実現、あるいは将来さような世界各地からの天然ガスの輸入販売というようなことを通じまして経理の改善に資するという方向も具体的に打ち出されてくることも可能なわけでございまして、さような見地からも北樺太問題等々の積極的な打開につとめておるわけでございます。
私はいまでもちっともわからないんだけれども、昭和十七、八年になるまで日本の陸軍では教育訓練を行なうのに、当時アメリカと戦争状態に入っていたにもかかわらず、おまえらの仮想敵はソビエト軍だ、おまえらの上陸地点は北樺太だとか沿海州だとか、こういったような想定に立って教育訓練を受けた記憶があります。これは自分自身がそういう訓練を受けたんだからいまでも忘れない。
○政府委員(高島節男君) 北樺太の問題は通商局のほうで何かやっております段階で、要するに、外交折衝段階でございます。ああいった開発プラントが輸出されるかどうかということは、まだ皆目見当がついていない段階で、両国の間で熱意はございますが、結果の落ちつきがどうなるかわかりません。