1998-04-03 第142回国会 衆議院 建設委員会 第7号
○鉢呂委員 それでは、それと同様に、国道ではないのですけれども、一般道路、北海道の道路、北桧山大成線というのがあります。
○鉢呂委員 それでは、それと同様に、国道ではないのですけれども、一般道路、北海道の道路、北桧山大成線というのがあります。
○佐藤(信彦)政府委員 一般道路の北桧山大成線でございますが、部分的には開発道路で現在整備を進めているところでございますが、むしろ、開通している二十六キロの現道かと思います。その中で、通行規制区間になっておりますのが四・六キロございます。ここのところをトンネルで抜本的に抜くといった計画がございまして、現在、地質調査それから実施設計といったことを進めているところでございます。
で、最後に行ったのが北桧山というところ、ここは酪農民が非常に優秀な人で、これは他庁にも講師として行っている。そこが一家四人全部蒸発してしまいました。それで調べに行きましたら、雪の中にぽつんと家がありまして、着類から、それからふとんから家具、そのまんまあって家がある。そして残された牛は餓死してしまうというような悲惨な状態に追い込まれているわけです。
私が最後に行きましたのは北桧山でございましたけれども、この北桧山へ行きましても、これは酪農の講師として他所にも出かけていくというくらい一生懸命やって、たいへん進んだ形をとっておられた。しかも、この方も拡大すれば何とかなるというので、百頭まで拡大していっているわけですよ。
○吉田忠三郎君 そうすると、たとえば北桧山関係はどうなるということになると、太櫓川と塩釜川よりほかないということですか。
○吉田忠三郎君 こんなところでぼくはとやかく言いたくないけれども、おもなところというと、当時の災害というのは北桧山なんですよ。奥尻というのは村でして、北桧山というのは町なんで、しかも、災害の戸数、災害の被害状況を見ても、おもなものといったら北桧山ですよ。ですから、それがあなたの資料にはないので、だから、ぼくは聞いているのだ。