1988-10-12 第113回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第4号
ここにブロッキング高気圧ができますと、地上の天気図で見ますと、オホーツク海に高気圧ができまして、これから北東気流が東北地方に流れ込んでくる。これは冷たくてしかも湿った気流でございまして、気温を下げて冷害をもたらす、そういうものでございます。これがやませでございます。
ここにブロッキング高気圧ができますと、地上の天気図で見ますと、オホーツク海に高気圧ができまして、これから北東気流が東北地方に流れ込んでくる。これは冷たくてしかも湿った気流でございまして、気温を下げて冷害をもたらす、そういうものでございます。これがやませでございます。
この低温は、先ほど先生もお話しになりましたが、オホーツク海付近に発生したブロッキング高気圧から吹き出します寒冷な北東気流によるものであるというふうに分析いたしております。 その後の取り組みでございますが、冷夏など持続的な異常気象を引き起こす大気現象には、大気の運動だけでなく、海洋や地表の状態あるいは雪や氷の分布の状態などが重要でございます。
また銚子では、北東気流の場合は、銚子のデータが少なければ気象判定ができないと言われている。これは成田の国際空港開港の場合さらに困難を加えることになるでしょう。さらに羽田を寒冷気象が通過する場合、離着陸の進入のランウエーを変えなければならぬ、方向を変えなければならぬ。このように風一つとってみても航空交通の安全上重大な影響を持っている。
七月十一日から十二日にかけまして梅雨前線は南下し、一時は梅雨明けを思わせたのでありますが、十三日からオホーツク海方面の高気圧が急に勢力を増して参りまして、寒冷な北東気流を東北地方に送り、さらに南方高気圧も勢力を増して参りまして、高温湿潤な南西気流との衝突か本邦の中部で起り、この前線上を十四、十六と相次いで小さな低気圧が東進をいたしました。