2006-11-08 第165回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
核兵器というものはあくまでもこれは兵器でございまして、外交手段という側面もありますけれども、あくまでも兵器としての核兵器ということを念頭に置いて、北朝鮮には核戦略がある、そして北朝鮮主導の統一を実現するために軍事力を強化し、そのための軍事戦略を持って、そしてその軍事戦略の中心に核兵器を据えてきたということがポイントでございます。
核兵器というものはあくまでもこれは兵器でございまして、外交手段という側面もありますけれども、あくまでも兵器としての核兵器ということを念頭に置いて、北朝鮮には核戦略がある、そして北朝鮮主導の統一を実現するために軍事力を強化し、そのための軍事戦略を持って、そしてその軍事戦略の中心に核兵器を据えてきたということがポイントでございます。
そうしたとき、今政府からは、五名の御家族が帰ってこられた、そしてまた、ジェンキンスさん、曽我さん、第三国で面会をすることも約束を取りつけた、いよいよ国交正常化交渉に入るんだというような政府の発言があるんですが、私はやはり、十名の生存の安否も確認できないまま、こうしてずるずると北朝鮮主導の交渉に入っていって本当にいいんだろうかという疑問をかねてより持っております。