1998-03-11 第142回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
それから、建築資源、エネルギーを使う、南方材を使う、北方材も使います。それから今度は、七、八十万戸壊すわけですから、莫大な建設廃材が出るわけです、アスベストとかビニールクロス。大体、今、日本でビニールクロスが九割ですが、これを燃やすとダイオキシンが出るわけです。建設廃材処分場の問題が全国的に大きな問題になっておりますけれども、何をしているのかなという感じです。
それから、建築資源、エネルギーを使う、南方材を使う、北方材も使います。それから今度は、七、八十万戸壊すわけですから、莫大な建設廃材が出るわけです、アスベストとかビニールクロス。大体、今、日本でビニールクロスが九割ですが、これを燃やすとダイオキシンが出るわけです。建設廃材処分場の問題が全国的に大きな問題になっておりますけれども、何をしているのかなという感じです。
そのほかには、今から三十数年ぐらい前からでしょうか、新しい地場の産業として北方材を使った家具、これに大変力が入りまして、一時期随分伸びてまいりまして、この製品に対する評価も非常に高かったわけですけれども、これが最近大変苦闘をしておりまして、この三年ぐらいの間に家具の地元のメーカーの中でも、例えば家具協同組合の組合長で理事長であった会社が倒産するなどということがありまして、むしろ大手が参っている。
ただそのときに、これはやっぱりカナダともいろいろやりましたときに、カナダは北方材を非常に日本に売り込もうとしまして熱帯林の貿易を徹底的にたたきます。それをまた今度はマレーシア、インドネシアが非常にけしからぬやつであるという、非常な攻撃をいたします。私は熱帯林の問題にはそのような要素も間違いなく入っているというぐあいに思います。
たとえば、あるいは木材のようなものに対しても、南方材と北方材との関係、そうして日本の国内の資源をできるだけ温存するというような形においてどの程度将来の日本の木材の需給関係があるのか、それに対して南方材としてどの程度、あるいは北方材としてどの程度が組み合わされることが望ましいか、こういうようなことは当然考えてまいらなければならぬことでございまして、われわれとしてはそういう大きな筋における計画を一応立てまして