1953-02-18 第15回国会 参議院 決算委員会 第13号
展望には一向に支障がないので、わざわざ北廻りから一周するような道路を早急に造るというようなことは、それほど青森県といえども余り余裕があるというわけじやないのであります。当然これは否決されてしまつたのであります。予算のいきさつはそういう経過になつております。
展望には一向に支障がないので、わざわざ北廻りから一周するような道路を早急に造るというようなことは、それほど青森県といえども余り余裕があるというわけじやないのであります。当然これは否決されてしまつたのであります。予算のいきさつはそういう経過になつております。
又政府側の答弁より明らかになりました二、三の点を附加えますると、その第一点は、国際路線の開設計画として、本年度はサンフランシスコまで、釜山まで、台北まで及びカラチまでとし、来年度はサンフランシスコまでの路線を南米まで、カラチまでの路線をロンドンまで拡張し、再来年度はマニラ、サイコン、シンガポール、ジャカルタまでの路線、及び北廻り線としてシアトルまでの路線を予定していること。
で来年度といたしましては、カラチまで行つておりました線路をロンドンまで延ばす、それからサンフランシスコまで行つておりますのを南米まで延ばす、それからその次の年、再来年度でございますが、再来年度におきましては、東京からマニラ、シンガポール、ジヤカルタの線と、それから旅客の状況によりまして北廻り線、即ちセミヤを通つてシヤトルに行く線をやりたいと、こういうふうに計画は三年の計画を立てておる次第でございます
現在千島は現実にソ連が支配しておるから、許可を申請しても許可しないでございましようが、或いは将来歯舞地区、色丹が日本に返るというようなこと、これは将来のことでありますから、その際に地理的に見ますと、北廻りの路線といたしましては千島が当然一つの中間地点として考えられるもので、将来に対する考慮から入つたというだけの問題だと思います。
関連してもう少し伺いたいのですが、第一に大体今予定されている航空路の計画を伺つたのですが、この本年度計画、来年度計画、再来年度計画とまあ年度に順位をつけているわけですが、それがまあ第一にアメリカ、サンフランシスコ航路をやろう、それからまあ第二に朝鮮、台湾、カラチですか、それから次にカラチからロンドンへ行くやつを考えて、この第三年度計画ですか、東京、マニラ、シンガポール、ジヤカルタ、それからアメリカの北廻り
現在国際航空事業がどのくらい日本に入つて来ておるかと申しますと、アメリカ・からは南廻りでパン・アメリカン、北廻りでノース・ウェスト、カナダからカナダデイアン・パシフイツク、フイリツピンからはフイリツピンエアライン、中国のCAT、タイ航空、オランダのKLM、イギリスのBOAC、それからスカンジナビア三国が作つておりますスカンジナビア・システムというものが来ておつたわけでございますが、最近フランスの国策会社