1973-09-21 第71回国会 衆議院 商工委員会 第54号
○吉田説明員 まず、お尋ねの瀞八丁に対する影響でございますが、御承知のように、新宮川は北山川筋と十津川筋がございますが、今回の計画は瀞八丁のほうの北山川筋のほうには何ら影響がない計画でございまして、そちらのほうには全く影響がございません。それから新宮川全体といたしましては十津川筋のほうには若干の影響が生じます。
○吉田説明員 まず、お尋ねの瀞八丁に対する影響でございますが、御承知のように、新宮川は北山川筋と十津川筋がございますが、今回の計画は瀞八丁のほうの北山川筋のほうには何ら影響がない計画でございまして、そちらのほうには全く影響がございません。それから新宮川全体といたしましては十津川筋のほうには若干の影響が生じます。
電源開発会社といたしましては、北山川筋の開発につきまして、昭和三十一年十二月十九日、第二十一回の電源開発調整審議会におきまして東ノ川に大瀬ダムを設け、竜ノ谷及び尾鷲に発電所を建設する開発計画が承認されたのであります。
それから、現在工事中の最大なる地点は、先ほぼ来問題になりました北山川筋の池原地点でありまして、これはさしむきのところ、十四万キロでございますが、さらに十万キロふやしまして、二十四万キロになる見込みでございます。それから次に着工する九頭龍川地点の長野地点は、おおよそ池原とほぼ同じくらいなものになる見込みであります。
ただ一つだけ、奈良県における北山川筋の東の側という路線がありますが、これは電源開発と私の方とアロケートをして共同施行でやっている分でございます。この分が、ちょうど電源の補償関係の遅延等によりまして、昨年の夏の一番仕事がはかどるときに仕事をやれなかったような関係で、これが年度をまたがっております。
特に北山川筋における三重県側銚子川への分水計画については、発電地点あるいはその方式について、地元、特にその開発地点のいかんによって利害を異にする尾鷲地区と新宮地区とからは、それぞれ全く相反する内容の陳情を受けたような次第であります。
しかして本発電計画は、某化学工業株式会社によつて、水利使用の申請がなされているのでありますが、同会社は、さらにこの電力によつて大泊地点に製塩、肥料、木材乾溜工場等を計画し、水没地域を含めた北山川筋一帶の開発を考慮いたしておるのであります。