2016-11-24 第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第9号
総理、北・中南米外交の旅、御苦労さまでした。御労苦を多といたしたいと思います。 〔委員長退席、理事福岡資麿君着席〕 さて、TPP、先ほどの共産党は絶対やっちゃ駄目だという議論でしたが、私はしなければならないという議論になります。そのためには少し、我が国が今日繁栄した、その基になったことを歴史をのぞきながら議論してみたいと思います。 言うまでもなく、我が国は離島です。離島国です。
総理、北・中南米外交の旅、御苦労さまでした。御労苦を多といたしたいと思います。 〔委員長退席、理事福岡資麿君着席〕 さて、TPP、先ほどの共産党は絶対やっちゃ駄目だという議論でしたが、私はしなければならないという議論になります。そのためには少し、我が国が今日繁栄した、その基になったことを歴史をのぞきながら議論してみたいと思います。 言うまでもなく、我が国は離島です。離島国です。
ただやはり、いまだに締約国のほとんどが欧州そして北中南米の国なんですよね。そして、アジアの国というのは非常に少ない。我が国を入れても六カ国・地域。
そしてまた、アメリカ全体もキューバを除いてFTAAというものをやろうということで数年前から作業をしておりますが、これがちょっと、その二大大国のアメリカとブラジルの間の思惑が若干うまくいかなくて若干スピードダウンしているような感じがありますけれども、とにかく北・中南米が今本当に急速に一体化しようとしている。
私はちょうど十年ほど前から北中南米、パンアメリカンと申しますが、北中南米に、日本人を含めまして二百二十万人の日系人が住んでおります。それらの方々は、それぞれみんな違った事情で海外へ渡っております。それで、やはり海外にいるということで、しかし音信が、連絡が余りなかったのです。
具体的には六三年の七月に北中南米大使会議が行なわれて、これはワシントン。当時、武内駐米大使でありますけれども、国務長官からのトーキングペーパーが手渡されている。このトーキングペーパーは実在しますか。
昨年の海外日系人大会に際しては、当時官房長官であった大平さんが池田首相代理としてこの大会に臨まれ、そして北中南米各国から来ております一世、二世諸君に面会されまして、また非常にいい激励のことばをいただきました。これは非常な好感を持たれております。あの官房長官が外務大臣になったことであるから、さだめしこの十月の大会はもっと盛大にやってもらえるだろうという期待を持って、しばしば手紙が参ります。
なお、このほか、北中南米を旅行した程度でありますけれども、海外在留同胞に対する識見を持ち、それらの問題について御熱意を持っている方をあげますと、小金義照氏、福永一臣氏、田中龍夫氏、椎熊三郎氏、吉田茂氏、岸信介氏、南條徳男氏、足鹿覺氏、綾部健太郎氏、櫻内義雄氏等が思い出されるのであります。
これは現在世界各地に長期の駐在員といたしまして二十カ所ばかり、市南アジア初め、北中南米あるいはヨーロッパにわたりますが、二十カ所に長期の駐在員を派遣し、またその他十五カ所で現地におりまする人間を委託調査員といたしまして活用しておるのであります。