1993-06-03 第126回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
国では、遊砂地の新設と増強などの応急措置の技術的検討をしており、また、島原市長の要請で、自衛隊による北上木場地区における土石流に対し、矢板打ち込みによる緊急砂防工事が実施されております。火砕流に加え、少量の雨でも大規模な土石流被害の発生が懸念される等、これから本格的な梅雨の時期を迎えるに当たり、住民の方々の不安がますます大きくなっているので一層の警戒が必要と思います。
国では、遊砂地の新設と増強などの応急措置の技術的検討をしており、また、島原市長の要請で、自衛隊による北上木場地区における土石流に対し、矢板打ち込みによる緊急砂防工事が実施されております。火砕流に加え、少量の雨でも大規模な土石流被害の発生が懸念される等、これから本格的な梅雨の時期を迎えるに当たり、住民の方々の不安がますます大きくなっているので一層の警戒が必要と思います。
三月には、北上木場に達するようなやや大きな火砕流も発生しております。 このように、現在も依然として溶岩の噴出、火砕流の発生など、雲仙岳の火山活動は引き続き活発でございますので、大きな火砕流も含めまして、今後も火山活動に対する警戒が必要というふうに考えております。 以上でございます。
三月には、北上木場に達するようなやや大きな火砕流も発生いたしております。 このように雲仙岳の火山活動は引き続き活発であり、大きな火砕流も含めて、今後も火山活動に対する十分な警戒が必要であろうというふうに考えております。
三月には、北上木場に達するようなやや大きな火砕流も発生しております。 このように雲仙岳の火山活動は引き続き活発でございますので、大きな火砕流も含め今後も火山活動に対する警戒が必要と考えられます。 以上でございます。
資料三ページ、四ページに掲げてございますように、深江町大野木場の一部等三地区について避難勧告が継続しておりますとともに、島原市北上木場町など十七地区、深江町大野木場の一部等二地区及び水無川河口から半径二・五キロメートル以内の海域について災害対策基本法第六十三条第一項に基づく警戒区域として立入制限等をすることの決定がなされております。
雲仙岳の火山活動は、昨年十一月十七日の噴火以来しばらく小康状態を保っておりましたが、本年に入ってから再び活発化し、特に五月以降は土石流、火砕流の発生が相次ぎ、六月三日には雲仙・普賢岳の地獄跡火口で大規模な火砕流が発生し、高熱のガスを伴った溶岩塊がふもとの島原市北上木場町、南上木場町をのみ込み、三十五名の方々が犠牲となり、今なお四名の方が行方不明となっております。
既に島原市では北上木場、南上木場、両町の四百五名を移転させるような意向を表明しておりますが、今後の推移によっては一万人程度の大規模な移転になることも考えられ、そうなった場合には小規模な移転を想定している現行法では対応し切れないのではないか。あるいはまた、防災集団移転特別措置法の見直しについても考えざるを得ないと思うが、国土庁のお考えをただしたい。
なぜかといいますと、最初に燃えました北上木場地区、あそこだけだったら可能だと私は思うのですが、これから先どういう形になってくるか。かなり大がかりな被害がもし出てきたとしますと、かなり大きい面積のものが、多数の住宅の皆さん方が移ることになるわけです。そのときに、現在は移り先の戸数、団地の数は十戸以上でいいわけですが、現在の半分以上がその団地に移らなければならないとなっているわけなんです。
今回の火砕流によって壊滅をいたしました北上木場地域というのは随分下の方でありますから、まさかここが壊滅をするなどとは夢にも実は思わなかったのであります。こういうのが現実の姿であります。専門家のお話によればまだ進行中でありますから、今後の火砕流あるいは土石流によって水無川の河口までも到達をするのではないか、こういう御意見もあります。また、六月三日の火砕流は水無川に沿っておりません。
これが、四時九分ごろ同対策本部から警察無線で、先ほど申し上げました筒野バス停付近に配置されて入山者に、それから上に行こうとする人に入らないようにと説得しておりました警察官に伝わりまして、この警察官二人が直ちに北上木場町の中にいる人たちに避難するようにと連絡に入ったわけでございます。それでパトカーで避難広報をやっておった途中、今回二人の殉職者を出しておりますが、こういうことになったわけでございます。