1948-06-23 第2回国会 衆議院 国土計画委員会請願小委員会 第11号 ○賀屋説明員 昭和二十二年岩手縣下を襲いました水害は数度にわたり、殊に北上川沿川が最も甚大な損害をこうむつたのである。 災害復旧工事の遅速が食糧の増産確保を始め民生の安定に及ぼす影響が著大であることは今さら申すまでもない。政府においても國庫財政の許す限り助成費の支出に努め、復旧の促進をはかつているのであるが、現下の國庫財政の状態では要望に副い得ぬ点が多いことはまことに遺憾である。 賀屋茂一