2002-07-23 第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第4号
今回の台風六号による集中豪雨では、私の地元の北上川本流に関しては、一関遊水地全域一千四百五十ヘクタールが水没しまして、市街地への流入を食いとめ、宮城県の被害も食いとめたと思っておりますし、本来の調整機能を果たしたとも思っております。 しかしながら、その支流の砂鉄川であるとか、そのまた支流の二級河川の猿沢川等の影響で、東山町を主体に大規模な浸水被害が発生いたしました。
今回の台風六号による集中豪雨では、私の地元の北上川本流に関しては、一関遊水地全域一千四百五十ヘクタールが水没しまして、市街地への流入を食いとめ、宮城県の被害も食いとめたと思っておりますし、本来の調整機能を果たしたとも思っております。 しかしながら、その支流の砂鉄川であるとか、そのまた支流の二級河川の猿沢川等の影響で、東山町を主体に大規模な浸水被害が発生いたしました。
私どもいわゆる内陸に住んでおります者にとって、例えば北上川本流をさかのぼってくるサケ、このサケが一匹二匹盛岡にさかのぼってきた、橋の上から見える、これだけでニュースになるのです。そして、子供たちも非常に喜ぶ。じゃ放流しようじゃないかということで数年前から放流が始まっている。原則として北上川本流の漁業権は制約を受けていまして、支流でもってふ化放流をやっている。
この地形上の特徴は、北上川本流とそれに注ぎ込む和賀川というかなり水量の変動の激しい一級河川、その合流地点に北上市は存在しております。しかも、その合流地点の三角地帯というのでしょうか、二つの河川に狭まれた三角形の地帯というのは、北上川及び和賀川の堤防本堤によって守られてはおりますが、北上川の増水あるいは和賀川の増水時には水門を閉鎖する。
○櫻井説明員 抜本的な対策につきましては、先ほどから御議論のあるところであろうと思いますが、被害があらわれております農地は、北上川本流からポンプアップしてとっておるようでございますが、これは汚濁対策というだけでございませんのですが、主として右岸側のほう、たとえば雫石川の地区とかあるいは山王海あるいは豊沢川、こういうところで、ダム群の造成あるいは取水せき改修等をいたしまして、本流からの取水を、ただいま
また岩手県におきましては、三百二十九ミリを最高とする奥羽山脈一帯の豪雨により、和賀川を初め、西部山地に源を発する北上川支川及び北上川本流北上市以南の災害でありまして、河川関係九十五カ所二億六千万円、道路関係二百八十七カ所八千万円、橋架関係五十二カ所一億四千万円がそのおもなるものであります。
すなわち、これがため上流部において、北上川本流に四十四田、雫石川に御所、猿ケ石川に田瀬、和賀川に湯田、胆沢川に石渕の各多目的堰堤を築造することにより毎秒二千立方メートルを、さらに一関付近舞川に遊水池を設置することにより毎秒七百立方メートルを、計毎秒二千七百立方メートルの調節を行わんとするのであります。
(ロ)北上川本流及支流の根本的な治水事業の断行であります。昨年以來、北上川総合改修計画が、本委員会、及び建設院東北地方建設局等において審議されておりますが、既に半歳になんなんとして、未だにその結論を聞かないのであります。私は今回の惨状を見るにつけましても、これが対策の樹立と、これが実施の一日も早からんことを切に希望するものであります。