1974-03-05 第72回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
〔加藤(陽)委員長代理退席、委員長着席〕 インドシナ半島におきましては、ややそれと趣を異にいたしまして、南北の間に、パリ協定を媒介といたしまして、一つの了解ができまして、わが国といたしましても、北ベトナム人民共和国というものを承認することに相なりましたことは、御案内のとおりでございます。
〔加藤(陽)委員長代理退席、委員長着席〕 インドシナ半島におきましては、ややそれと趣を異にいたしまして、南北の間に、パリ協定を媒介といたしまして、一つの了解ができまして、わが国といたしましても、北ベトナム人民共和国というものを承認することに相なりましたことは、御案内のとおりでございます。
お話のようなことと申しますのは、繰り返して申しますが、アジアに初めて開かれる万博でありますだけに、中国——中華人民共和国、あるいは北朝鮮、北ベトナム人民共和国などが参加をしない、できないというようなことでは、そのアジアにおいて開催される意義を半減するものであるという主張を私は繰り返し述べてきたのであります。
しかし、みずからが攻撃された場合、あるいは北ベトナム人民共和国あるいは南ベトナムの民族解放戦線、こういうところから直接援助の要請があった場合にも介入しませんとは言っておりませんですよ。これが問題の一つです。 それからもう一つは、アメリカが平和愛好国だとあなたはおっしゃいますけれども、国連憲章の精神、規定を踏みにじった行為をやっておる。いまその議論に発展しておるのです。
○松本参考人 いまのベトコンに対する北ベトナム人民共和国ですか、ホー・チミンルートなるものがあるかどうかという御質問でございますが、どうも私もその点は実ははっきりしたことを申し上げるだけの材料を持ち合わせておりません。しかしながら、確かに北ベトナムはベトコンを援助してこれに物資を送っておる。どういう方法で送っておるかわかりませんが、しかしこれは確かに否定できない事実だと私は思います。
多数決の原則をもってすれば、多数人民を支配する北ベトナム人民共和国政府こそは、むしろベトナムの代表国政府であるといわなければなりません。(拍手)この矛盾を一つも明らかにすることのできぬことに対し、われわれは、国民の意思に従って、これを明らかにせんことを要望しているにもかかわらず、小澤君は、この質問の時間を不当にも断ち切ってしまうという行為をあえていたしたのでございます。
○小林進君(続) 私は、すでに、私の知る北ベトナム人民共和国の真意を申し上げました。
これは北ベトナム人民共和国の国会常任委員会議長から、わが国の両院議長あてに要望書として提出されたものと承っておるのでありますが、第一は、ベトナムに対する日本の戦争賠償支払いは、ベトナム全体に対する問題だ。南ベトナムだけでは効果がないということを考えておるようでありますが、これに対していかがお考えになりますか、承りたい。
○藤山国務大臣 北ベトナム人民共和国でありますか、これはむろん一つの構成団体であるということは事実だと思うのであります。従ってジュネーブにおきまして軍事的な休戦協定をやったわけであります。しかしながら先ほど申し上げましたような歴史的な経過からみまして、仏印三国のフランス植民地からの解放の経緯からみましても、当然現在のベトナム共和国が全ベトナムを代表する政府である。
○床次委員 抗議なりあるいはその他のものを受け取っておられないというのでありますが、北ベトナム人民共和国はどういうものであるかということを御説明いただきたい。