2021-04-13 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
食料・農業、農林水産業分野につきましても、重要分野の一つとして、二〇五〇年を目標に農林水産業における化石燃料起源のCO2ゼロエミッションの実現と位置付けているところであります。
食料・農業、農林水産業分野につきましても、重要分野の一つとして、二〇五〇年を目標に農林水産業における化石燃料起源のCO2ゼロエミッションの実現と位置付けているところであります。
○国務大臣(野上浩太郎君) 農林水産省では、昨年四月に食料・農業・農村政策審議会の地球環境小委員会で取りまとめました脱炭素社会に向けた農林水産分野の基本的考え方の中に明記されました二〇五〇年のビジョンとして、農林水産業における化石燃料起源のCO2ゼロエミッションに即した施策を今進めているところであります。
IPCCが公表した化石燃料起源の二酸化炭素排出量につきましては、二〇〇七年の第四次評価報告書におきましては、二〇〇〇年から二〇〇五年の平均でございますけれども、二百六十四億トン排出されているというふうにされてございます。
二つ目の原子力の廃棄物の処理処分の問題でございますが、そこで私は、この温暖化地獄、つまりこのCO2の問題というのが極めて深刻であるというふうに今認識が相当変わりつつありまして、というのは化石燃料起源のCO2を大気中に出しますと、平均して三百年大気中に実質上残留していると。
そして、廃棄物発電を対象としている国でも、オーストラリアなんかは自治体の固体ごみ燃焼で非化石燃料起源のものに限ると、イギリスも非化石燃料起源のものに限ると、こういうふうにきちっとしているわけですね。
オーストラリアとかは、ごみ燃焼で非化石燃料起源分のみとか、イギリスでは、廃棄物はあるけれども非化石燃料起源分のみ等々、やはり諸外国においてもそういうことを排除するということに細心の注意を払ってきているという流れだと思うんです。これだけの議論を含めて大臣の御所見をお伺いしたいと思います。
その場合に、非化石燃料起源の廃棄物発電というのは幾つかの国々でありますけれども、廃プラなどの化石燃料起源ということでいえば、日本を除くとイタリアぐらいという非常に例外的、特別な例だということも言えると思うわけです。