1968-04-16 第58回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
○政府委員(片山正英君) ただいま御指摘の用材全体でなしに、物理的利用の用材と化学的利用の用材と分けてという御質問の趣旨だと思います。結論から申しますと、そのとおりにわれわれも思いますし、そのような方向で検討してまいりたいと思います。
○政府委員(片山正英君) ただいま御指摘の用材全体でなしに、物理的利用の用材と化学的利用の用材と分けてという御質問の趣旨だと思います。結論から申しますと、そのとおりにわれわれも思いますし、そのような方向で検討してまいりたいと思います。
ただここで一つ通産省として大いに馬力をかけていただきたいことは、国の政策の中において通産省の占める役割が、日本の産業振興に決定的な結論を出させることにもなるのでありますから、石炭産業の化学的進出、こういうもので他国に劣らない化学技術的な努力を払われて、日本はどの国にも負けない石炭の化学的利用度を高くしていく国だ、こういうところで今の石炭産業の不振を補う道もあるわけです。
つまり構造材あるいは燃料として出発しておりますが、将来はこれは化学的利用に向って進むものである、というふうに考えて、その方向に重点を置きつつあります。しかしながらこれは遠い将来の問題でありまして、またいかに遠い将来におきましても、燃料として石炭の価値がまだ認められておりますように、構造材その他に木材が使われることは当然であります。
それらの焼却施設及びこれらの資源化学的利用施設に要する経費がおおむね十六億円を見込んでおります。従いまして、約屎尿及び塵芥を含めまして百二十億足らずの経費で一応は整備ができる見込みでございます。