2020-01-29 第201回国会 参議院 予算委員会 第1号
この大きな要因は、一つにはお薬ですね、抗生物質であるとか化学療法剤とかワクチンの導入。そして、衛生環境が改善されたこともあろうかと存じております。ペスト菌は、実は抗生物質によって完治をされました。天然痘も、これワクチンによって完治をされました。二〇〇九年に流行した新型インフルエンザに対応した、これはパンデミックワクチンの開発がもう済んでおります。
この大きな要因は、一つにはお薬ですね、抗生物質であるとか化学療法剤とかワクチンの導入。そして、衛生環境が改善されたこともあろうかと存じております。ペスト菌は、実は抗生物質によって完治をされました。天然痘も、これワクチンによって完治をされました。二〇〇九年に流行した新型インフルエンザに対応した、これはパンデミックワクチンの開発がもう済んでおります。
明治時代には、我が国において、医学の近代化を目指して、北里柴三郎、志賀潔、野口英世などの卓越した学者が輩出され、ペスト菌、赤痢菌始めいろいろな病原菌を発見し、サルバルサンなどの化学療法剤を作り出して世界に貢献してまいりました。
だから、その中には、もう痔だとか、化学療法剤を飲んだための嘔吐だとか、それから 神経性の不眠だとか、多発性の筋炎だとか、それから上部消化管出血だとか、関節炎だとか、三十八の病名で請求されているわけです。私はこれは医者に言ったんですよ、知人の医者に。先生、三十八も書くか、こう言ったら、それは、実は今の診療報酬の請求のあり方に問題があるのだと言うのですよ。
再評価結果につきましては、今先生お話しのとおりでございまして、乳がん等については有効性が確認できず削除し、胃がん等一部の効能については化学療法剤との併用によって有効性を確認できるということでございますが、特に、有効性の中で延命効果、生存期間の延長ということが認められましたので、これが再評価結果として、いわば主たる効能・効果としての確認をされたところでございます。
しかもこの「結語」には、「インターフェロンは悪性腫瘍に対する臨床応用において従来の化学療法剤に劣らぬ効力を示し、また副作用が極めて少ないという利点が明らかとなった。悪性脳腫瘍に対する治療剤として従来の補助療法に新たに加えるべき有用な将来性ある薬剤と考える。」、これがこの「結語」なんです。しかもそれは昭和五十七年十月十五日に受け付けられたものですね。そのときこれはマスコミでは大きく報道された。
それで、がんの化学療法剤にいたしましても、何にいたしましても、これを飲めば大丈夫だというところまではいかない、みんな相対的な関係にあるわけでございます。そういう中で丸山ワクチンの再度の審査が行われたわけでございます。 ですから、一方におきまして、科学的にその有効性、これが証明されるということはやはり薬事法上必要であることはもう当然でございます。
○政府委員(持永和見君) 先生御指摘のように、がんに対する制がん剤、特に化学療法剤はいろいろな意味での副作用が強いかと思います。
○政府委員(持永和見君) 先生御指摘の臨床試験は東北大学の第三内科が行った臨床試験だと思いますが、この臨床試験は二重盲検試験という形で行いまして、対象症例数は化学療法剤と丸山ワクチンを打ちましたのが百八十四例、それから化学療法剤と生理食塩液を打ちましたのが百七十九例で、解析対象例といたしましては、先ほど申し上げました丸山ワクチンと化学療法剤、これを打ちましたのが百五例、それから化学療法剤と生理食塩液
従来そういう御指摘のような問題がありまして、免疫療法剤と化学療法剤とを併用いたしますときには、大概の場合、できる限りは、縦に使うと申しますが、化学療法剤を使いまして一定の時間の後に免疫療法剤を使いまして、それから化学療法剤というような使い方をいたすことが可能であれば、化学療法剤並びに免疫療法剤の方の条件で可能であればそういうふうに使うべきであるということが、学界では言われております。
しかしながら、では絶対に今後還元触媒というものが見込みがないかといえば、これはいわば抗生物質を見つけるとか、あるいはガンの化学療法剤を見つけるようなものでございましてい言うならば、一種のチャンスがあれば、あしたにでも見つかるかもしれない、しかし、このままでいけば五年先になっても見つからないかもしれない、そういう不確かな問題が含まれておりますけれども、ともかく還元触媒の開発についても、今後とも各メーカー
そういった意味におきましては、それ以後におきましてストレプトマイシンが特に有効な薬であった結核に対しましても、その他の非常に有効な化学療法剤が開発されて、そういったものの併合的な使用によりまして、副作用を少なくしながら結核の効果が上がるというような点もございます。
そういった時期におきまして、結核の化学療法剤といたしましてはほかにかわるもののない非常に大きな効果を持っておったものでございまして、したがって、医師の立場といたしましても、ストレプトマイシンを結核の治療のために副作用に注意しながらも使わなければならないというような事情があったわけでございます。
そこで、具体的に、結論的な点をお尋ねしたいのでありますけれども、渡辺さんも言っておりますが、この抗生物質については、たとえば毒性の問題とか、あるいは化学療法剤に対するアレルギーとか、あるいは交代菌症とか、いろいろあるわけですけれども、私は耐性菌に問題をしぼっておるわけですけれども、こういう耐性菌の問題などというのは、化学療法剤が使われてこういうものができてきた、そういういきさつから考えますと、現在は
ですから、昔、ずっと前に、有機物と無機物というのはもうこえることのできない境界があったなんて言っておったけれども、いまや有機物と無機物に境界があるなんというのは百年前の話、いまや抗生物質と化学療法剤は現実には境界がないでしょう。あらゆるものが化学で合成されるようになりますよ。
そういう意味で、日本の結核の化学療法剤の効果の判定、あるいは薬の組み合わせ方、その使用量というような面で国立療養所が全国組織を利用いたしまして多数の例について比較的短時間に研究効果をあげることができるということがございまして、国立療養所の化学療法共同研究班というようなものが現在の日本における結核化学療法の進歩に果たした役割りはきわめて大きかったと存じております。
実際、化学療法剤というのは、日本でも非常に優秀なのができております。それは科学的に非常によく研究されまして、りっぱな根拠を持って、そして先ほど吉田参考人が言われたように市販に出ておりますが、それを私どものほうでどういうぐあいに使用するかということを非常に綿密に科学的な方法で検討いたしまして、ある種の薬品は確かによくききます。
そして現在までに日本でも幾つかの、販売のできるガンの化学療法剤が創製されております。そして現に臨床的に使われております。それはアメリカからも、先ほどお話の出たイギリスからも出ております。そういうものを使いまして、確かにガンであったものが、ある程度よくなったという実例はあります。それからガンの種類によりましては確かにこの化学療法剤でなおったのだという判定のできるものがあります。
しかし、現在健康保険等に認められております化学療法剤もございますが、それはどこまでも手術その他に対する、あるいは手術、放射線療法等に対する補足的な性格を持つものにすぎません。もちろんこれらの開発につきましては、各学者、あるいは製薬業者等もそれぞれ研究はいたしております。がんセンター等におきましても、それらの新しく開発される薬に対する試験をするというような設備も持っておるわけでございます。
治療法にいたしましても、日本では治療薬、ことに化学療法剤の研究が世界的に非常に進んでおるということで、現在国立の予防衛生研究所でこの研究もまた分担してやっておりますが、次々と新しい新発見も続いておる、こういうような状況でございます。今後ますます発展する基盤が今できた、以上のような状況でございます。
しかし、ごく最近になりまして、いろいろな、たとえば抗生物質その他化学療法剤等ができて参りますと、ガンにも何かそういった薬ができないかという考えから、さまざまな薬が出てきております。その中を分けますと、合成された医薬品と、それからまたいわゆるペニシリン、ストレプトマイシンのような、菌の培養で作られる抗生物質の部類、もう一ついろいろな植物、動物から抽出したもの、生薬の類があげられると思います。
それから化学療法剤にいたしましても、これも非常に進めておるわけです。それから実際のガンの発生の研究の方面では、これは日本も吉田腫瘍細胞が世界的に使われておるような工合でありまして、その点で日本も進んでおる一国でございます。同様な意味では、西ドイツ、それからアメリカ、フランス、これらもやはり各国でその研究成果を応用しておるような発見とか、研究成果を上げておるという国でございます。
それから化学療法剤の部分では、やはり日本で発見いたしました、秦博士が発見いたしましたマイトマイシンというこれは抗生物質でございますが、これは今のところ、世界各国でも、今まで得られるだけの化学療法剤の中では第一流のものであります。こういうことで外国にも相当輸出されて使われております。
○政府委員(尾村偉久君) 確かに昔ほどは栄養が結核療法の主体ではなくなって参りましたのは、これは一定の必要量以上はという前提でございまして、これは足らなければ、逆にいい化学療法剤を飲ましても、その効果を発揮しないということで、一定水準以上は必要でございます。
○政府委員(高田浩運君) 第一にいわゆる二十九条の指定医薬品、これにつきましては、従来も第一には薬理作用が非常に激しいか、または複雑であるか、または著しく好ましくない副作用を伴うか、あるいは蓄積作用が強い、こういったグループのもの、それから品質については、経時変化が大きいもの、それからさらに習慣性があるか耐性を生じるか、あるいは特異的な反応の事例が多いか、そういうものでありますとか、あるいは化学療法剤
○山口(正)政府委員 ただいま御指摘の、発病のおそれある者に対して化学療法剤を少量ずつ一定期間飲ませて発病を押えようという御意見につきましては、過去数年来各所でいろいろ検討されて参ってきている問題でございまして、私ども厚生省といたしましても、ただいま大臣からお答えがございましたように、研究費を特別に出して、専門家の方々に現在検討していただいております。近く結論が出てくると思うのでございます。