1977-04-14 第80回国会 衆議院 本会議 第18号
五十一年度、国民医療費の薬剤比率が四〇%以上にもふくれ上がり、薬害列島日本では、一方でスモン病を初め、数々の薬害病患者を大量に生み出し、その患者の方々の二度とない人生を無残にも破壊すると同時に、保険財政を赤字に陥れ、また一方では、製薬大手十二社の収益率を他の全製造業平均や全化学工業平均の二倍ないし三倍にして、製薬資本に奉仕する結果になっているのであります。
五十一年度、国民医療費の薬剤比率が四〇%以上にもふくれ上がり、薬害列島日本では、一方でスモン病を初め、数々の薬害病患者を大量に生み出し、その患者の方々の二度とない人生を無残にも破壊すると同時に、保険財政を赤字に陥れ、また一方では、製薬大手十二社の収益率を他の全製造業平均や全化学工業平均の二倍ないし三倍にして、製薬資本に奉仕する結果になっているのであります。
それから、石油化学工業平均で申しましても八割を超えております。
鉄鋼を平均で申しまして八〇%、石油化学工業平均で申しましても八〇%を超えております。 ただ、どうしてその平均で六五とかなんとかいうことになるかと申しますと、今後は、これが業種的に言えば繊維とか薬品とか紙パルプとか、非常に回収循環利用が技術的にも、コスト的にもむずかしい面に手を広げざるを得ない。
そのほかでは、やはり化学工業あたりが、これは化学工業平均でございますけれども、二・一%。それから鉄鋼が二・三%、あるいは窯業、土石、これは主としてセメントでございますけれども、これが二・二九%。この辺が比較的電力のウェートの高い産業でございまして、全体の産業を総平均いたしますと、一・一%ぐらいが電力費の割合ということになっております。
たとえばこの資料の二十一ページのところで、総資本収益率、配当率及び配当金対社内留保の推移、それから二十二ページの配当率の推移、その次の総資本収益率の推移、こういう角度から肥料工業の経理あるいは収益状況を計数的に表わして、他の一般製造工業平均あるいは化学工業平均との比較を見やすく図表にして表わしてあるわけであります。