2019-03-18 第198回国会 参議院 予算委員会 第11号
プラスチック原料として再生をする材料リサイクルや化学分解によって化学原料などにするケミカルリサイクルといった言わばリサイクルの本流よりも、燃やしてエネルギーに回収とかという熱回収が大きな割合を占めているのです。 今、環境省を中心に、プラスチック資源の循環戦略の検討が行われると聞いております。
プラスチック原料として再生をする材料リサイクルや化学分解によって化学原料などにするケミカルリサイクルといった言わばリサイクルの本流よりも、燃やしてエネルギーに回収とかという熱回収が大きな割合を占めているのです。 今、環境省を中心に、プラスチック資源の循環戦略の検討が行われると聞いております。
一方、日本では、焼却処理に関しては、立地を試みたんですけれども、分解されずにPCBが残って排ガス中に含まれるのではないかとか、あるいは副生成物質としてダイオキシンが発生するのではないかといった不安から、焼却処理自体については地元の合意が得られないという状況が続きましたので、焼却によらない化学分解の方法ということでの無害化処理をという、JESCOによる無害化処理という方式をとっているということでございます
日本では、原発による熱化学分解、水を一挙に水素と酸素に分けてしまうという研究も今進んで、恐らく日本が一番進んでいると思います。
なお、環境事業団におきましては、設計、施工の段階から公募型のプロポーザル方式で専門グループの提案をいただきまして、コストを含めて技術的な提案をしていただきまして、競争原理によってコスト削減が図られるようにしているわけでございまして、幾ら掛かるかというお話なんですが、PCB特別措置法が制定していただけました平成十三年のときに、確かに先生御指摘のように、化学分解法が七十万、標準的なトランス、高圧トランス
○政府参考人(飯島孝君) これまで民間で十数か所、化学分解によって、全部化学分解ですが、自社で保管しているPCB廃棄物を処理した、処理中のものも含めまして、そういう経験がございます。
○政府参考人(飯島孝君) PCBの処理技術につきましては、先生御指摘のように、高温焼却法も規則で定められておりますし、そのほか化学分解による処理方法、これは幾つか種類がございますけれども、脱塩素化分解とか水熱酸化分解とか還元熱・化学分解とか光分解とか、こういった化学分解の方法を定めているところでございます。
環境事業団の技術的条件及び環境・安全対策については、「PCBを含む排水が生じないよう十分な対策を行うこと」としながら、水熱酸化分解方式の気液分離水あるいは還元熱化学分解方式の生成ガスの洗浄排水については、処理及びモニタリングの考え方を示しております。しかし、その他の脱塩素化分解方式であるとか光分解方式による処理システムでも、PCBが付着した場合の溶剤等の洗浄除去した排水が出てまいりますね。
○飯島政府参考人 平成十三年のときのお話というのは、高温熱処理は恐らく高砂で行ったものを勘案した値だと思いますし、それから、化学分解法は当時の推定値としてそういうことだったと思いますが、現在、標準的な高圧トランス一台でどのぐらいの費用がかかるかというのは、環境事業団とともに詳細な検討をしているところでございますので、当時七十万円という値はそれなりの前提があって出てきたと思いますけれども、七十万円でおさまるのか
化学分解技術の導入、これに当たりましては、学識者を交えました委員会によりまして、処理の原理、安全性等の評価、実証面の評価を行った上で、基準化を見据えた技術的な評価検討が十分なされてきたものであります。
しかし、それにかえて今の、平成十年に環境庁、通産省、厚生省の三省が連携して化学分解技術の実用化の検証を行って、そして最終的に廃棄物処理法への基準化を行ったということでございます。 この化学処理をする技術、これは恐らくこれからもかなりコストは高いにしても進められる。
平成十年の六月以来、環境庁、厚生省、そしてまた通産省の三省が連携して、PCBの廃棄物の新処理技術の評価を進めて、処理基準に化学分解法やまた脱塩素化分解法、この四つの方法で追加してきたということを伺っております。
その後、お話がありましたとおり、高熱によります焼却処理ということも考えられたんですが、御案内のとおり、地域住民の同意といいますか理解を得ることができなくて、そして、先生からもお話がありましたとおり、いわばやっとといいますか、平成十年になりまして、化学分解をする方法が確定をいたしたところでございます。
一件は脱塩素化処理技術を用いたプラント、もう一つは還元熱化学分解を用いたプラントでございました。 ただし、やりたいというところはあったのですが、実際にその処理プラントをつくる場所の選定と周辺地域の同意といいますか、そうしたものが今の段階ではとれておりませんで、プロジェクトとして候補は挙がったのですが、立地するには至っていないという状況でございます。
それ以外に、還元熱化学分解あるいは光分解というような技術を採用できるようになっています。 この化学処理につきましては、多少ばらつきがございますが、トランス一台当たりで想定しますと、大体六十万円とか七十万円というふうなオーダーになるものというふうに考えております。
続きまして、酒井先生にお伺いをしたいと思うわけでございますけれども、処理技術としての化学分解技術、これを前提に今回の枠組みは進めていこうということになっているわけでございますけれども、この化学分解技術について、海外の実績、あるいはPCB汚染物、トランス、コンデンサーを構成する金属容器、廃プラスチック、木片などのいわゆるPCB汚染物、これも処理できる水準まで技術水準が達しているかどうか。
○岡澤政府参考人 処理費用のお尋ねでございますけれども、これは、施設の内容とか維持管理の方法とかによりまして厳密にはなかなか今の段階では算定しにくいわけですが、ごく大ざっぱな数字として申し上げますと、例えば、重量三百五十キログラムぐらいの一般的な高圧トランスの例で申し上げますと、今これを化学分解処理した場合には、大体一台当たりで六十万ないし七十万程度になるのではないかというふうに想定しております。
一方で、今から三年前、平成十年でありますけれども、化学分解法がいわゆる廃棄物処理法に基づく処理基準として位置づけられました。化学分解法によるPCB廃棄物の処理が完成をした、確立をされたということであります。 したがいまして、少なくとも平成十年には、実はPCB廃棄物の処理の義務づけが可能であったというふうに考えるわけであります。その間、今もう平成十三年でありますから、三年たったわけであります。
○川口国務大臣 委員おっしゃられますように、平成十年度に、PCBの処理方法として化学分解法による処理方法がきちんと位置づけられたわけでございます。
もう一つは、アルカリ触媒化学分解法、BCD法と申しますが、これは汚染土壌に安全なアルカリ性試薬、重曹、食品添加物としてパンやビスケット等の製造にも使用されるものでございますけれども、それを混合し、反応器内で三百五十から四百度Cに加熱することによりまして、土壌中ダイオキシン類の塩素を除去して無害化する方法でございます。
大企業は、それを集めて化学分解をして、燃料に使っているところもあります。だけれども、皆さんの家庭、一般の家庭では天ぷら油を、紙でふくとかいろいろなことを教えてくれますけれども、面倒くさいから水の中に流してしまえ、私のところは少しだからと、みんなが流せば大量に川に流れていく、その汚染度たるややはり大変なものだと思います。 ですから、こういった問題のリサイクルシステムができないものかどうか。
○神谷政府委員 御承知のように、政府の方といたしましてはこの洋上焼却方式——陸上焼却であるとか化学分解であるとかいろいろな方式もやはり並行して検討はしなければいけませんけれども、有力な方法の一つといたしましてこの方式についての技術上の問題点を検討をさせて、皆が納得した形での処理を促進したい、こういう観点から、産業公害防止協会に政府の方は委託をいたしまして、学識経験者等を中心にいろいろ検討を進めてまいっておるわけでございますが