今回、昨日ですか一昨日ですか、USTRが包括通商法スーパー三〇一条の制裁特定項目品目として紙と木材、こういった問題が新たに出てきたわけでありますが、こういった問題を含めて、私は、信頼関係はもともと築かれている中において、本当に経済問題のきつい交渉の中においての一つ一つの事象の中において、あのときはいわゆる正当に話し合える関係ではなかったが、今回初めて信頼関係が築けた、こういうことではないとは思いますが
三月四日に、クリントン米大統領は包括通商法スーパー三〇一条の復活を決定しました。これはアメリカ自身が主張している自由貿易の建前にすら反して、市場開放などの経済要求を相手国に押しつけ、受け入れなければ一方的に制裁を加えるという身勝手なものであります。
さて、去る四日未明、クリントン大統領は包括通商法スーパー三〇一条に署名しました。いよいよ市場開放圧力は具体化してまいったのであります。我が国としても、日米関係は世界の経済秩序を支える根幹として、大局的見地から交渉期間内の妥結を目指してこれに積極的に対応すべきと存じます。政府として、こうした円高問題や制裁措置の報復的な動きについてどう受けとめ対策を講ずるのか、その対策を承りたいのであります。
といいますのは、実は大臣御存じのように、八八年に例の包括通商法、スーパー三〇一条で有名でございますけれども、制裁条項を含む法律ができまして、これを背景にしまして翌年から実は構造協議が始まった。これがやっぱり運動をしているというふうな感じを持つ。そういう感じを持つことは恐らく避けることはできないだろうというふうに思います。 この二国間協議ということがかなりやっぱり問題だろうというふうに思います。
これはその中の一部でございますけれども、本当に今日の事態の根源に対して指摘をしておると思いまして、私もこの決議に賛意を表明しているわけでございますが、今度アメリカ政府の包括通商法スーパー三〇一条、これによりまして適用品目に日本の木材製品を指定いたしました。米通商代表部が日本の木材製品市場に貿易障害があると認定したわけですね。
なお、一部には貿易不均衡是正の本命と位置づけて、満足な成果が得られなけれは米国包括通商法スーパー三〇一条を適用すると、こういう新聞報道も見たことがあるわけでございますけれども、そもそもスーパー三〇一条というのは不公正な貿易慣行ですか、これを指定すると言いますけれども、そういう意味で、構造協議で対象とする事項がスーパー三〇一条に該当するのかどうかも私はちょっと疑問に思ったわけでございますけれども、いずれにしろそういうことではないだろうと
この強硬な姿勢は、八八年米国包括通商法スーパー三〇一条でのスーパーコンピューター、人工衛星、木材製品の三品目特定に象徴されております。我が国としては、こうした個別品目の協議を短兵急に二国間で進めるのではなく、あくまでもガットの場に持ち込むべきではありませんか。 第三に、我が国の国内対策について伺います。
アメリカのブッシュ政権は、五月二十五日、包括通商法スーパー三〇一条を我が国に適用し、人工衛星などを不公正貿易に指定するとともに、流通分野の規制緩和や米の自由化を要求しております。また、日本政府は流通分野の規制緩和要求にこたえ、大店法による出店規制の緩和を進めようとしておりますが、これは、我が国の中小零細小売業者に壊滅的な打撃を与えるものであり、断じてやめるべきであります。答弁を求めます。
アメリカは、保護貿易主義につながりかねない包括通商法スーパー三〇一条に基づく対日適用を発表いたしました。これは自由貿易主義の根幹を揺るがすものとして極めて遺憾であります。 しかし、その背景にある我が国の巨額な貿易黒字体質、年間五百億ドルを超えると言われる対米黒字の存在を無視したままでこの事態を解決できないこともまた明らかであります。
ところで、ブッシュ政権発足後の日米関係、最近の日米関係を見てまいりますと、FSX、次期支援戦闘機の共同開発計画をめぐります紛糾あるいは対日市場開放要求に関しましての包括通商法スーパー三〇一条の対日適用など、一段と厳しさを増しておるところでございまして、日米間の対立調整が非常に困難なものになっているわけでございます。