1987-07-31 第109回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号
それからもう一つ、仮にグローバル・ダブル・ゼロ提案に基づくINF交渉の妥結ということが年内に行われるということになった場合に、ジュネーブの包括軍縮交渉におけるその他の分野、具体的に言えばまず宇宙兵器の問題、それからもう一つは戦略核兵器の問題、この交渉は一応それぞれ分離するということになっているわけです。
それからもう一つ、仮にグローバル・ダブル・ゼロ提案に基づくINF交渉の妥結ということが年内に行われるということになった場合に、ジュネーブの包括軍縮交渉におけるその他の分野、具体的に言えばまず宇宙兵器の問題、それからもう一つは戦略核兵器の問題、この交渉は一応それぞれ分離するということになっているわけです。
これは同盟国や世界に対してこれは結んでほしいという期待を与えているのじゃないかということから考えますと、米ソはあるいはSDIで非常に対立しながらも、この面でさらに包括軍縮交渉を進めながら合意なり部分的な協定に進む可能性もなしとは言えないというふうな感じがいたします。
首脳会談の焦点だった軍備管理問題では、軍拡競争を防ぎ、あるいは中止をし、核兵器を削減して戦略的安定を高めるため、ジュネーブ包括軍縮交渉を加速させていく。ただ米戦略防衛構想、いわゆるSDIなどの具体的合意がなかったことは残念でありますけれども、この両首脳の会談において不戦の誓いを宣言したこと、米ソ新時代に踏み出したことは、今後の国際情勢、国際政治に及ぼす影響も極めて大きいと私は考えます。
そしてまた、ジュネーブの包括軍縮交渉におけるソ連側の新提案に対する対案はソ連と接触の上にとにかく最終的に出されると期待をしている、また当然出されなければならないものである。遅きに失するというような意味を込めて、コール首相はレーガン大統領に訴えられている。
という表現で、米ソ首脳会談を呼びかけると同時に、ジュネーブでの米ソ包括軍縮交渉の開始を歓迎したこと、またその際、米国の積極的な提案を評価するとの立場を明確に打ち出すとともに、ソ連側に対しましても、同交渉において有意義な合意が達せられるように積極的かつ建設的に行動するよう求めたこと等は、ジュネーブ会談を成功させ平和と軍縮の時代をもたらそうというサミット参加各国首脳の熱い希望と期待のあらわれであったと思
また数日前、東独におきましてソ連兵による米軍将校の射殺事件が起こって、これが米ソのこれから本格的に始まらなければならぬ包括軍縮交渉に暗影を投げるのかどうかといったような問題があったり、あるいは中国の魚雷艇の艦内でいわゆる反逆殺人事件が起こる、韓国にこの船が行って、そして中国、韓国の外交ルートを通じて平和裏にこれが返還をされるといったような報道もあるわけですが、これらの問題について、これからの外交展開上
○角屋委員 今安倍外務大臣から最後に触れられました点とも関連をいたしますが、質問の第二点といたしましては、御承知のジュネーブで三月十二日から始まっております米ソ包括軍縮交渉、これが現実に話し合いがなされておりまして、私どもの承知しておるところでは、戦略核の問題あるいは中距離核の問題、宇宙兵器の問題、こういった問題での個別交渉、あるいはそれらを包括する全体会議といったようなことでこれから話し合いが進んでいくという
私の申し上げたいことは、まず当面のジュネーブにおける米ソの包括軍縮交渉がどうして再開されるに至ったかということ、次にこの軍縮交渉から私がどういう教訓を得たかということを申し上げてみたい、三番目に日本とのかかわり合い、我々はこれをどういうふうに解釈して日本としてどうしたらいいかというようなことに最後に触れてみたい、こう思うのであります。
先ほど大臣もおっしゃられましたゴルバチョフ新書記長、米ソ首脳会談についても意欲的であるということでありますが、三月十二日、米ソ包括軍縮交渉が開始されているわけです。その絡みで米ソ首脳会談の今後の見通し、どのように大臣は感じていらっしゃいますか。
一つは、あした十二日からジュネーブで始まります米ソ包括軍縮交渉、いろいろと事前の駆け引きやあるいは宣伝は行われておりますが、両国が交渉再開にこぎつけたエネルギーから見てその期待は大変大きい、このように思いますし、また、過去の手詰まり状況を打開するためにも、米ソはこれを成功させる以外に道はない、このように思います。