1960-03-29 第34回国会 参議院 予算委員会 第21号
そうしますと、文部省が勤評の普及指導に名をかりて、地方における教育委員会と教職員との間の勤評紛争に対して、闘争資金を送っているようなことになると思うのですが、文部省としては、これは適切な指導であると、今でもお考えでございますか。
そうしますと、文部省が勤評の普及指導に名をかりて、地方における教育委員会と教職員との間の勤評紛争に対して、闘争資金を送っているようなことになると思うのですが、文部省としては、これは適切な指導であると、今でもお考えでございますか。
特に、警察官職務執行法の改正が不成立に終ったからといって、高知県、群馬県の勤評紛争に見るような不活発な出動と、砂川事件に見るような積極的な出動について、重ねて国家公安委員長の今後の御方針を承わりたい。
近来勤評紛争が各地におきまして次第に悪質化、暴力化あるいは政治化しつつある。そしてそのために次第に教育の本義を逸脱してきている傾向がかなり見受けられるのであります。で、このことは、文部当局が都道府県教委あるいは地教委に対して適切な指導をしないで、その指導の中に大きな誤まりと欠陥があるのではないか。
さらに、ちょうど警察庁からおいでになっておられますから、これらの勤評紛争の際に現われたところのいろいろな流血騒ぎの中で、警察当局がかなり積極的に動いている面もありますが、同時にきわめて傍観的な立場をとっている事情も多いのであります。たとえば、この森小学校のような場合あたり、私はこれはかなり未然に防ぐことができたのではないかと思う。それらに対して警察庁の態度を御説明いただきたい。
そのときに高良女史は私にとりあえず自分の企図を話されたのでありまして、自分はどうしても今度の勤評紛争の調停に動きたいと思う、それで自分はすでに学習院の安倍学長にも話した、それから天野前文想にも連絡した、それから日本学術会議議長の茅さんにも話した、それから下中さんは乗り気だというようなことでございまして、勤評の実施を中止して、そして一年間ぐらいわが国の教育の最高峰と思われる四、五人の方に勤評の実施やその
○西村(力)委員 それでは人事院総裁に対する質疑はあとに回しまして、次に本日の主題である勤評紛争にかかわる警察権の介入の問題について、いろいろお尋ねをしたいと思うわけであります。