2019-05-15 第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
○義家委員 つまり、本来は、職業として働いている勤労青年たちに教育の機会を与えようとしてできたわけですけれども、職業として中心に働いている割合がもう五%なんですね。 残りの九五%は、では、どんな生徒たちなのか。これは多種多様な生徒たちです。例えば、発達障害などの課題を抱える子供たちもいるでしょう。あるいは、いじめられて対人不信、対人恐怖症になって、通信制、定時制から始めている子もいるでしょう。
○義家委員 つまり、本来は、職業として働いている勤労青年たちに教育の機会を与えようとしてできたわけですけれども、職業として中心に働いている割合がもう五%なんですね。 残りの九五%は、では、どんな生徒たちなのか。これは多種多様な生徒たちです。例えば、発達障害などの課題を抱える子供たちもいるでしょう。あるいは、いじめられて対人不信、対人恐怖症になって、通信制、定時制から始めている子もいるでしょう。
努力すれば行けるところはあるので、むしろ地方の方こそ、勤労青年たちがさて勉強しようと思っても、東京や大阪、名古屋には行けない、そういうところにこそ先に手を打っていくことだってあっていいわけです。だから何でも都会中心、東京中心で物を考えるのじゃなくて、地方からその経験を生かして拡大していくというやり方をとることの方が必要ではないか。
特に、働きながら向学心に燃えた勤労青年たちが、誇りを持って勉強することができるようにする、そのような精神的な環境と諸施設を至急に必要とするのであります。そこには一般の産業あるいは会社というようなものと学校というものを合理的に結び合わした教育機関というようなものも必要になりましょう。
戦後の新教育制度の一環として、昭和二十三年度から発足しました高等学校の定時制教育は、恵まれない勤労青年たちに大学進学への道にも通ずる正規の高等教育を与えるもので、多数の青年に明るい希望を抱かせつつ、技能と知識と教養とを修得させる点で大きな意義を持つとともに、多大の成果を上げて参ったのであります。
そこで給食の物資を配給する段になりますと、小学校の場合とは、給食は多少義務づけが違いましてやはり学校における食堂経営を容易ならしめ、その結果勤労青年たちが安んじて学業にいそしむことができるような意味合いに考えてやっております。
従つて、達識の地方公共団体では大いに定時制課程を設置し充実して、一層地元の産業・文化・教育の振興をはかりたいと願い、勤労青年たちも、定時制教育や通信教育によつて、将来国家社会のために有為な人間になるため大いに自分の力を伸ばしたいと考えておるのでありますが、定時制課程も通信教育も地方財政の困難により、現在のところ、すこぶる貧弱なので、これらの青年の熱意に到底ごたえ得ない窮状なのであります。
○高田なほ子君 参考までに承わつて置きたいのですが、今この勤労青年たちが主としてどういう方向を、例えば工学部とか、農学部とかあるでしようけれども、どういう方向を今主として勤労青年たちは希望しておられるのか、それも伺つて置きたいと思います。
勿論目の前に勤労青年たちといたしまして十分に教育の機会を与えられていない人があるのでありますが、実際に又教育体制を立派なものにし、本当に日本の国に役に立つような、殊に日本の勤労層に役立つような教育をするという事柄は基本的にはやはり基礎教育が強化されなければならないので、目先のことだけでは解決できない問題がある、そういう点につきまして、やはり今日の産業教育法案というものが外国の経済使節団、そういつたようなものによりまして