2019-05-31 第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
○義家委員 前回の質問でも法改正の提案を行いましたが、そもそも、通信制、定時制高校は、戦後、勤労青年のための高等教育の受皿として発足しているわけです。つまり、当時のスタートの時点でいえば、職場に確認することができるわけです。学校にはどこどこに勤めているという資料があるわけですから、職場でしっかり働いていますかという確認をすれば、これは確認が可能だったわけですね。
○義家委員 前回の質問でも法改正の提案を行いましたが、そもそも、通信制、定時制高校は、戦後、勤労青年のための高等教育の受皿として発足しているわけです。つまり、当時のスタートの時点でいえば、職場に確認することができるわけです。学校にはどこどこに勤めているという資料があるわけですから、職場でしっかり働いていますかという確認をすれば、これは確認が可能だったわけですね。
最後に、不登校、中退者等の受皿となっている通信制、定時制の制度の改正の時期だとの自民党の提言、それに対しての文科省の見解ということでございますが、高等学校の定時制、通信制課程は、勤労青年に高等学校教育の機会を幅広く提供するために発足した制度でございますが、御指摘のとおり、近年では、不登校や中途退学の経験者、特別な支援を要する生徒、帰国・外国人生徒、社会人等の学びの場としての機会を提供するなど、多様な
通信制、定時制課程は、戦後の勤労青年に教育機会を保障するために制度化され、現在に至っております。 そこで、質問いたします。 現在、勤労の理由によって通信制、定時制に通っている生徒はどのくらいの割合だと文科省は把握していますか。
○永山政府参考人 御指摘のとおり、学校教育法上、全日制課程の修業年限が三年であるのに対しまして、同法施行規則においては、高等学校定時制、通信制課程の修業年限を定めるに当たって、勤労青年の教育上適切な配慮をするよう努めるものとすると定められております。
○義家委員 つまり、本来は、職業として働いている勤労青年たちに教育の機会を与えようとしてできたわけですけれども、職業として中心に働いている割合がもう五%なんですね。 残りの九五%は、では、どんな生徒たちなのか。これは多種多様な生徒たちです。例えば、発達障害などの課題を抱える子供たちもいるでしょう。あるいは、いじめられて対人不信、対人恐怖症になって、通信制、定時制から始めている子もいるでしょう。
○浮島副大臣 高等学校の定時制、通信制課程は、今、委員御指摘のとおり、勤労青年に高等学校教育の機会を幅広く提供するために発足した制度でございますけれども、近年では、今、御指摘もございました不登校や中途退学経験者等の学びの場として機会の提供をするなど、多様な学びのニーズの受皿として役割を担っていると承知をいたしております。
高等学校の定時制課程は、勤労青年の教育機会確保を目的として、昭和二十三年に制度化されました。今日では、不登校、中途退学経験者等への学び直しの機会提供など、困難を抱える生徒の自立支援等の面でも期待をされております。 生徒数は、昭和二十八年が最も多く、約五十七万人が在籍しておりましたが、最新の平成二十九年では約八万九千人となっております。
基本的には、主に地域社会の要請に基づきながら、若干経緯的に申し上げれば、昭和三十年代から四十年代に、地域における高等教育機会を提供するという観点から、勤労青年、社会人のための短期大学を併設するという形がスタートし、そしてそれが、勤労学生の実態が更にその後変化していく、そういうふうな中で、あるいは高学歴志向というのもございまして、四年制の大学の夜間主コースに昭和五十年ごろからほぼ転換してきていると、こういうふうな
また、青少年交流は六〇年代半ばから始められまして、今日、約四十年間、今でも続いておりますけれども、約六百万人がこのプログラムに参加したと言われておりまして、修学旅行や勤労青年のホームステイや、さまざまなタイプのプログラムに毎年平均して十五万人ぐらいが参加をしている。
しかし、国立青年の家また国立少年自然の家の持っている機能を果たす上で、これは対象が学生であるとか勤労青年ということもあろうと思いますが、そういうことを考えますと、そこで宿泊料を取るとかということになりますと、実際の機能はしなくなるのだろう、こういうふうに思います。
私は今もろもろ伺いましたけれども、またある記事でも読んだんですけれども、大臣は戦後の混乱期に向学心に燃えた勤労青年だったと。そして、若いときから労働運動に挺身してこられ、中小企業者や労働者を守り、農業者を守り、頑張ってこられましたことも記事で読みました。その功績が評価され、そしてその実力が認められて今日の立場につかれたものと思います。
○海江田委員 細かい話でございますが、いわゆる夜間の高校に通っております人の概念といいますか、昔は、勤労青年ということでいろいろな苦労がありまして、そしてそれこそ本当に食事も給食が出なければ食べられないというようなこと、それからやはり教科書を買うお金もない、それから勉強と仕事と一生懸命になってやらなきゃいけない、そのための援助もしようということで、それなりの意味もあったわけでございますが、最近の夜間
○遠山(敦)政府委員 徳島大学工業短期大学部におきましては、長年勤労青年等の教育についての実績を持っているわけでございますけれども、近年、教育需要の高度化等の社会的状況の変化に伴いまして、現在の教育体制の一層の発展充実と、より高度な専門教育の実施ということについて強い要望が寄せられてきたところでございます。
平成二年度の補正予算による政府出資金をもとに創設されたスポーツ振興基金の益金によってオリンピックを頂点とする競技スポーツヘの援助の枠が拡大されたことは大いに評価すべきだと思いますが、近い将来、スポーツ施設の整備は広く国 民各階層、つまり幼児から高齢者、また勤労青年、青少年、女性、そして僻地を含む各地域を対象としたさまざまな事業への配慮、一般の市民レベルでの国際交流など生涯スポーツの分野に対する援助へ
これらはいずれも発足当初は勤労青年のための夜間の教育ということで発足をいたしたものでありますが、近年、社会のいろいろな状況の変化もありまして、有職のために夜間にしか学べないというような者が減少をしてきたという状況がありますし、また三年行っても短期大学ということから、もう一年で四年制の学部という、教育内容の高度化を図りたい、あるいはそういうところで学びたいというような要望もございます。
つまり、より高度の専門的な教育を求めるということが一般的に風潮としてございますし、また国立大学として考えます場合にも、短期大学ということにとどまらず、四年制の学部としての教育機会を提供するということを考えなければならないということでございまして、勤労青年のための夜間の教育についての長い実績を生かしながら学部に転換をして、学部の中に夜間主コースというものを置きまして、そこでこれまでのいわば勤労青少年を
それで、この定時制、通信制課程における今既に設置されておる単位制高校は、勤労青年などから非常に歓迎されて、大変活用されているところでございます。 先般の中央教育審議会の答申でも、全日制課程においても単位制高校を導入すべきだということを言っておりますので、現在の単位制高校の問題に限らず、全日制高校にも単位制高校を導入するというような問題。
○高木委員 勤労青年を中心にしまして、よく高齢者の福祉施設とかあるいは障害者施設あるいは児童養護施設、こういったところに勤労奉仕に行ったりあるいはまた慰問に行ったりして、そしてみずからが今まで見なかった社会の隅々を見直して、社会連帯のために何かをしなければならないという心を取り戻した事例は少なくありません。
若くして働いている善良な勤労青年の立場から十六歳という年齢が定められているというふうに私は認識をしております。その一方で、大変悪質な運転者の問題が後を絶たないわけでございます。
どうせ夜間の勤労青年を考慮に入れて夜間に主として授業を行う学部にするのならば、百二十単位のうちの四分の一ぐらいは昼間の授業を受けても単位として認定する、そういう勤労青年が履修する上に非常に便宜が図れるような形で転換した方がいいだろうというようなこともございまして、夜間主コースの四年制の工学部に転換するものでございます。
これらの工業短期大学を設置したという趣旨は、先生も御指摘のように、勤労青年等を対象とする技術教育を行うということが主たる目的であったわけでございます。
○塩谷委員 工業短期大学の現在の必要性というようなもの、まだまだあると思うのですが、実際に勤労青年の数、いわゆる応募数がかなり減っているとか、そういうことも大分影響しているのではないかと思います。今後この工業短期大学を工学部の方へ統合するという方向で大体進んでいくのでしょうか。他の大学についてです。
○辻(一)分科員 この問題は、有給教育休暇制度を見る観点なんですが、労働時間の短縮という観点から見ればこれは労働省の所管の問題になりますが、文部省の場合、勤労青年の教育、学習権という観点から見れば、働く青年の教育を受ける権利を保障するこういう有給教育休暇制度を考えていくことは、私は文部省の立場としても当然必要なことではないか、こういうふうに思います。
毎年行われている全国青年大会、勤労青年が大体一万人くらい神宮外苑に集まってスポーツや文化、いろいろな活動をやっておりますが、一九八八年十一月四日から七日の大会の参加者等七千三百人を対象にアンケートを行って、そのうち二千七百十六人から回収されている、回収率が三七%。かなり詳しいアンケートですが、これは主管団体であった日本青年団協議会という全国の青年団の組織が行った結果があります。
○辻(一)分科員 かつての地域の青年団体の職業構成を見ると、大部分が農村青年であったわけですが、それがずっと高成長期以来大きな変化をして、今、地域等における青年団体の主たるメンバーは、中小企業、零細企業等に働くいわゆる勤労青年が非常に多くなっておるというふうに思います。
その理由について、当時文部省は、初等中等教育局長通達で、定時制の課程は勤労青年を対象とする課程で、通常の課程の三年分の教育をこれと全く同等の程度内容をもって行うには最低四年を要し、強いて三年にすれば教育上、保健上勤労青年のために憂うべき事態を生じ、かえって勤労青年に対して思わしくない結果を招き、ひいてはこの課程から勤労青年を締め出されることをも考慮され、定時制の課程の修業年限を一律に四年以上とすることになったのであると
そんなのはいいとしても、本当に勤労青年が働いて、決まった単位、決まった出席、そういったものの中で確かにそういうことで切れていくというのはやっぱりかわいそうだと思いますので、これは検討してもらいたい。 これは検討するということですから答弁要りません。一応終わります。
また、定時制の課程は、勤労青年を対象とする課程で、通常の課程の三年分の教育を、これと全く同等の程度内容をもって行うには、最低四年を要し、しいて三年にすれば教育上、保健上、勤労青年のために憂うべき事態を生じ、かえって勤労青年に対して思わしくない結果を招き、ひいてはこの課程から勤労青年を閉め出されることをも考慮され、定時制の課程の修業年限を一律に四年以上とすることになったのである。」