1952-07-28 第13回国会 参議院 本会議 第70号
〔副議長退席、議長着席〕 附表第五十九の勤労者世帶收入の推移を見ましても、本年即ち昭和二十七年一—三月の実質収入水準は、七一・七%となつておるのであります。このことは、特に中小企業におけるところの給與において非常なアンバランスを来たしております。
〔副議長退席、議長着席〕 附表第五十九の勤労者世帶收入の推移を見ましても、本年即ち昭和二十七年一—三月の実質収入水準は、七一・七%となつておるのであります。このことは、特に中小企業におけるところの給與において非常なアンバランスを来たしております。
○公述人(佐藤忠夫君) 只今おつしやつたように、算出の基準の時点は二十六年五月、それから算出資料については、食糧については国民栄養調査により、食糧費以外の費目、それ以外の費目につきましては総理府統計局の消費者価格調査と、それから勤労者世帶支出金額によつて算出しております。
これは第三ページでありますが、第四ージは勤労者世帶における家計收支の状況であります。これにつきましては特に説明を申上げる必要もありませんから省略いたします。それから第五ページ、鉱工業生産指数、これは総司令部の経済科学局の調べがここに載つておりますが、九月は四割九分より約五割事変前に比較して増加したということが現われております。 以上簡單でありますが資料について御説明いたしました。
この資料には、総理府の統計局のいろいろな調査、それから労働省の毎月勤労調査、それから勤労者世帶收入調査というような政府側の発表の資料によつておるのでありまして、これは必ずしも私たちが勝手に作つた資料ではない。そういう資料によりまして一先ず計算をしたわけであります。
それはこの大蔵省のほうにも資料がある通り、勤労者世帶現金收入内訳、これを基礎にしまして現金收入全体そういうものと、減税との比率を出すべきです。これは出ます、すぐに……、それで五千円とか六千円、こういう場合にその減税率というのは世帶主の主たる勤労收入、そういうもので、一家のうちにはそれ以外の收入というものがあるのです。そういうものと比較する。
と申しますのは、この米価の引上げが勤労者世帶の生計費に及ぼす影響を見ました場合には、この全体の支出金額との比率をとつている、ところが減税の生計費に及ぼす影響を見ました場合には、その毎月の收入が五千円なら五千円、それを元にして税額を算定してその軽減額を調べる。本来ならば実際の総收入に対する比率を出さなければならないのを、勤労者の世帶主が受取る賃金だけを見ているんです。
つまり家計が勤労者世帶主の勤労所得によつてほぼ緩和される。從來でありますと副收入を得るために、いろいろと本職以外の働きをしなければならなかつた。それがもうやらないで済むようになつて來る。從つて出勤率もよくなる。
また、同統計局の調査の勤労者世帶收入総額は、四・六人家族で、九月、全國二十都市が九千八百九十二円の数字を出しております。いかに政府職員が、六月以來、民間水準に比べて劣悪な状態に置かれているかということは、この数字が何よりも雄弁に示しているのであります。もはや政府職員諸君は、二百七十万の政府職員は、愼重に……。 〔発言する者多し〕