1981-02-28 第94回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
○楢崎政府委員 太政官布告一千九十六号、明治元年十二月十八日に出たものでございますが、それは先ほど先生言われましたように「拝領地並びに社寺等除き地のほか村々の地面はもとよりすべて百姓持ちの地たるべししかる上は身分違いの面々にて買い取り候節は必ず名代差し出し村内の諸役差し支えなく相勤むべく申し候事」こういうぐあいに書いてあるわけでございます。
○楢崎政府委員 太政官布告一千九十六号、明治元年十二月十八日に出たものでございますが、それは先ほど先生言われましたように「拝領地並びに社寺等除き地のほか村々の地面はもとよりすべて百姓持ちの地たるべししかる上は身分違いの面々にて買い取り候節は必ず名代差し出し村内の諸役差し支えなく相勤むべく申し候事」こういうぐあいに書いてあるわけでございます。
ただこの法律で役務を何年課する、勤むべきものとするというようなことにしても、罰則がなければ何もならない。ところが罰則を保するということになると憲法上そこに問題がある。
そういうものを農林省といたしましては政府各般にわたって推進をする役割を勤むべきであるということを言っているわけであります。従いまして農林省固有の予算におきましても、ただいま御指摘の電気の問題あるいは新農村の問題、いろいろのものが組まれておりますが、しかし農林省ばかりでなく、政府全体の機構の中に解決の道を求めなければ、この困難なる農業問題は解決できないのだということを申し上げておる次第でございます。
なお、次に申し上げたい点は、日本の科学技術を推進していくに当っての知能的中枢の役を勤むべきは、何といっても日本学術会議でなければならない。最近政府が日本学術会議の意向を軽視する傾向にあることは非常に違憾だと考えます。
官吏がどういう心持で公務員として勤むべきかということは、公務員法にもちゃんと書いてある通りでありまして、そうしてこれは秘密なりとして——それが秘密にすべきかすべからざるかという議論はありましても、一応役所において秘というものが書いてあるものを勝手に持ち出して、それがその役人によって公表される、いいことだからいいじゃないかということだけでは、私は官吏の統制と申しますか、きちんと行政の実を上げていこう、
かりにそれはそれといたしまして、国家公務員にいたしましても、地方公務員にいたしましても、全体の奉仕者としてそこに勤むべき特殊の勤務の状態、あるいは特殊の身分関係というものを持っておりまして、民間の労働者と違う特殊な地位を持っているわけであります。