2019-05-16 第198回国会 衆議院 本会議 第24号
他方で、少子高齢化の急速な進展により、自衛官の募集難が続いております。 新たな防衛大綱では、人的基盤の強化が優先事項の一つとして挙げられておりますが、人材確保や能力、士気向上のため、どのような取組を行うのか、防衛大臣のお考えをお伺いします。 また、国内の防衛産業は、装備品の生産、運用、維持整備に不可欠な存在です。他方で、我が国の防衛産業の衰退を懸念する声も聞こえております。
他方で、少子高齢化の急速な進展により、自衛官の募集難が続いております。 新たな防衛大綱では、人的基盤の強化が優先事項の一つとして挙げられておりますが、人材確保や能力、士気向上のため、どのような取組を行うのか、防衛大臣のお考えをお伺いします。 また、国内の防衛産業は、装備品の生産、運用、維持整備に不可欠な存在です。他方で、我が国の防衛産業の衰退を懸念する声も聞こえております。
地元の中小企業、小規模事業者は募集難に今、非常に苦しんでいるところであります。また、資格者や技術者についても、非常に高齢化が進んできております。また、後継者を見つけるのが非常に難しい状況であったり、先ほども申し上げました経営者の高齢化も進んでいるところであります。
私は、かつての整備計画の途中であるとかあるいは募集難で優秀な人材を必ずしも採れない、その場合に充足率というものを掛けていく、こういう意義はあったと思うんですが、このように自衛隊の定員そのものがコンパクト化、スリム化されているとき、また仕事そのものが非常に多くなっている、そういう状態のときに、この充足率という考え方は必要なのか。
多分、この方自身は教育訓練局長をずっと長く携わられて、今、この特措法が審議をされているということについて、自分はこの教育をする立場で、こういうようなことで自衛隊に携わってきた思いはないですよということを書き、長年の間、募集難の話もされていますよ。不況下の中での募集難は解消しておるけれども、今著しい、今度のイラクの派遣というのは戦場への派遣だと、犠牲者が出るのではないかと。
○伊藤(康)政府委員 当然、過去におきましていろいろな時代がございまして、そういう中で募集難ということが大きな原因の一つであったことは事実でございます。 ただ、募集の状況がよくなったから直ちに充足率を上げられるかというと、それもまた、先ほど先生御指摘のとおり、当然人件費の増加を招くことでございますので、全体の中での勘案ということも全くは否定できないということでございます。
つまり「災害派遣がこれからの自衛隊の本務がなと思い始めた」「部内には戦闘訓練以外を任務と認めない古手が多く、求められる自衛隊像をはっきりさせてほしい」「募集難で現状維持さえ難しいのに、国際貢献だ災害派遣だと言ってやっていけるのか」こういうのがありますよ。
ただいまは、欠員については、一つは年度途中で退職者が出てくるということで欠員が出るという問題と、それから一部特定の部署においては募集難で若干欠員が出るという問題と、二つあるわけでございますが、その募集につきましては、今後とも最善の努力を重ねていきたいと思っております。
ただ、先ほど申し上げましたような現状からいたしますと、この現在の時点で学生の募集難によっていわば廃校になったというケースはそんなに多くはございません。学生募集難になって廃校した例もないわけではありませんが、それは十八歳人口の減に伴うものではなくて、当該大学の教育研究条件にそもそも大きな欠陥があったということに由来するものというふうに理解をいたしております。
そういうことも私は募集難の一つの要因ではないかと思うんです。そういう意味で、これから次期防に入るけれども、私は次期防はこういう緊張緩和の情勢でもありますから正面装備重点というようなことではなくて、ソフト面をきっちりやっていくことが大事ではないかという気がします。ソフト面をやるというのは、ただ単に隊員に対する処遇とか環境の問題だけでなくて、社会環境の整備ということも非常に重要だと思うんですね。
○田渕哲也君 次に、任期制自衛官の問題でお尋ねをしますが、今非常に募集難であるということをお伺いしておりますが、現在任期制自衛官の募集状況はどのような状況になっていますか。
さらに自衛官の生活環境等の問題が募集難の背景にあるのではないかというふうに思います。しかも将来的に見ますと、二士男子の募集適齢人口が平成五年度をピークとして減少していくという構造上の問題もございまして、こうしたことも今後の自衛官の募集環境をより厳しくする要因として考えられるわけであります。
○政府委員(畠山蕃君) 御指摘のとおり、現在、特に平成元年度に入りまして募集難ということが非常に厳しくなっております。 具体的にということでございますので、平成元年度におきます二士男子の募集状況について申し上げますと、上半期の実績はわかっておりますが、その期間内に目標といたしましたものの約九割程度のものを確保したにとどまっております。
そのことよりも、現在自衛隊にとって大きな問題は、防衛力発揮の基盤とも言うべき隊員が募集難により集まらないということであります。 将来にわたって精強な自衛隊を維持していく上で優秀な人材を確保することが肝要であります。この募集難の原因については、私は自衛隊に対する国民の評価が必ずしも十分とは言えない。
○畠山(蕃)政府委員 現在、自衛隊が抱えております募集難の状況というのは、いろんな原因があろうかと思いますけれども、当面一番大切だと思っておりますのは、隊員の処遇改善策としての隊舎、宿舎等の生活関連施設の充実を図らなければならない、これがおくれているという点であろうかと思います。
また、人員を確保してこれを育成するということが大事でありますが、なかなか募集難ということもございますので、経済の動向あるいは若い人たちの増減の見通し等々も十分勘案して、効率化し省力化を考えなければならないということでございます。
現在、自衛官の募集は大変厳しい状況にあるというふうにお聞きしておりますが、その募集難の理由をどう考え、また、どのような対策をおとりになっておるか、よろしくお願いいたします。
○畠山(蕃)政府委員 ただいま先生御指摘の自衛官の募集難の問題でございますけれども、私どもも募集難が最近特に著しくなっているという認識をいたしております。特に、平成元年度、今年度におきます大宗を占めます二士男子の募集状況について、上半期実績が出ておりますけれども、予定の約九割程度しか確保できていないという状況でございます。
その他の条件もいろいろ不利な条件があるわけでありますが、これが一つは今の募集難に影響しておると思われます。したがいまして、これについて改善の方向を打ち出すということは極めて大事なことだと思いますけれども、この点について今どのように政府において検討されておるかお伺いいたします。
そして「長官は「募集難のため素質の悪い隊員を採用したのではない。ひと言でいって、いい隊員」と胸を張って答えた。」こういうふうになっているのですよ。これは国民の目から見ると、全く自衛隊というのは何をやっているんだ、大臣にまでうそを報告させなければならないのかというふうに映ってくるわけですよ。まさか大臣が本人をいつも見ているわけではないんだから、報告のとおりにお話しされたと思うのです。
その後、高度成長に伴いまして、募集難というような事情もございまして、充足率は低下いたしているわけでございます。 現在八六%を維持しておるわけでございますが、いま先生がおっしゃいましたように、私どもといたしましては、とにかく教育訓練を十分やって、精強な自衛隊をつくるのに不自由をしない範囲ではどの程度の充足が必要かということを、過去何度も研究いたしました。
非常に募集難となっておりまして、しかも、これは当せん番号をきめる必要もありますので、売り出した宝くじ預金は、全部売れないと非常に困ると、こういう制約もありまして、最近では金融業界でもこの取り扱いに非常に苦慮をしておる、こういうことも聞いておるわけです。
第二点は、自衛隊の募集難は皆さんからも数々御指摘も受けておりますし、将来の展望必ずしも明るいとも言えませんが、なお私どもが努力するにいたしましても、自衛隊に入りました者が途中でやめ、もしくは一任期で自衛隊を去っていく率が非常に高い。
○中村波男君 昭和四十六年をピークにして、適齢人口といいますか、それがどんどん減っていく中で、数だけはどんどんふやしてこられたわけでありますから、これを充足するということはたいへんだというふうにも思うわけでありますが、そういう実態の中で私たちが考えてみますとき、募集難という時代は変わらない、むしろ悪化すると見るべきであろうと思うわけであります。
この欠員が絶えず充足されないという原因には、募集難の問題が一つと、一つには、せっかく自衛隊に入ってくれました若者たちが、一期の二年、三年を終わりますと、ことに陸上において、二期目に継続しないで、一期目の終わりには、途中で離れていった者を含めて、二分の一あるいはときにはそれを越えるような者が隊を離れていくというところに問題があるのではないかと思います。