1948-03-20 第2回国会 参議院 予算委員会 第10号
追及した結果、勞働大臣自身もそれは少し出過ぎであるということを言明したそうでありますが、この中にも、給與局において滿足なものと確認した勞働組合云々、それには職員に對してはこれを支給してもいいというふうなことが書いてある。ここに政府が條件附ではないと言つて置きながら、又大藏大臣は同時に支拂れるように努力するのだ、単なる努力であると言つて置きながら、はつきりこの準則の中には書いてある。
追及した結果、勞働大臣自身もそれは少し出過ぎであるということを言明したそうでありますが、この中にも、給與局において滿足なものと確認した勞働組合云々、それには職員に對してはこれを支給してもいいというふうなことが書いてある。ここに政府が條件附ではないと言つて置きながら、又大藏大臣は同時に支拂れるように努力するのだ、単なる努力であると言つて置きながら、はつきりこの準則の中には書いてある。
勞働大臣は勞働組合云々、啓發宣傳までは勞政局、勞働條件乃至勞働者保護に關する事務というのは基準局、職業の紹介から失業対策、失業保険に関する事務は職業安定局、勞働統計調査事項は調査局とありまして、この部局以外は、その他勞働に関する事務を管理するという、あの最後の一句以外にはない筈でございます。