1947-08-22 第1回国会 衆議院 労働委員会 第10号
そこで私としては、今日豫定されておる勞働省の機構内に、ぴつたりと御質問の趣旨に副うような部局は設けられてはおりませんが、民間の勞働科學研究所等と密接な連絡をとつて、そうしてこの研究所の研究の結果を政策の中に取入れて、熟練勞働者の育成及び助長に必要な施策を實現していきたいと考えております。
そこで私としては、今日豫定されておる勞働省の機構内に、ぴつたりと御質問の趣旨に副うような部局は設けられてはおりませんが、民間の勞働科學研究所等と密接な連絡をとつて、そうしてこの研究所の研究の結果を政策の中に取入れて、熟練勞働者の育成及び助長に必要な施策を實現していきたいと考えております。
○國務大臣(米窪滿亮君) 全遞がなされた半ドンの問題はさて置いて、勞働問題と科學的の研究とは非常に密接なる關聯があることは、岩間さんのおつしやる通りであります、これについて、實は勞働省を發足するときに、勞働科學研究所を省内の一部局にしようという意見もあつたのでありますが、これは將來の問題としまして、現在においてはもつと密接なる關聯を勞働科學研究所と保つて、これを助長奬勵して、そうしてそこの研究課題を
○國務大臣(米窪滿亮君) 半ドンの問題については、勞働科學研究所で調査をやつておるかどうか聞いておりません。勞働省はまだ發足しませんし、まだ手を著けておりませんが、いずれ勞働科學研究所の方と連絡して、調査研究して參りたいと考えております。
又科學的に問題を處理して行く一つの民間側の機關として、勞働科學研究所というものがあります。この勞働科學研究所を勞働産業安定調査所のごとくこれを勞働省内の一つの機關に採入れろという意見もあつたのでありますけれども、諸種の事情によつて當分の間これを現在のごとく民間側に置いておつて、これと勞働省とが十分なる連絡を坂つて科學的に勞働者の能率問題その他の施策を研究して参りたい、こういうように考えております。
さらに民間に勞働科學研究所というものがございますが、これを一つ局に入れたらどうかという意見もあつたのですが、諸般の事情を参酌しまして、將來はともかく、今直ちにこれを吸收するという時期ではないと考えます。ただしこれに對しては補助育成等、また密接なる連絡をとるということが必要であると考えておるのであります。大體以上で第一の御質問にお答えしたつもりであります。