1947-11-18 第1回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
今日勞働基準局が一府縣に一つありまして、その下に勞働監督署というものができることになつておるのですが、まだそれが全部整備されていないのは、お尋ねのような點で、人物の選考でいやしくも誤りの起らないような人物を選ぼう、今日御承知の通り給與が非常に惡くなつて、しかも事務費は非常に足らない時分に、こういう重大なる責任のある地位に優秀なる人を探すことは、なかなか骨が折れるのでございますが、この人たちのいわゆる
今日勞働基準局が一府縣に一つありまして、その下に勞働監督署というものができることになつておるのですが、まだそれが全部整備されていないのは、お尋ねのような點で、人物の選考でいやしくも誤りの起らないような人物を選ぼう、今日御承知の通り給與が非常に惡くなつて、しかも事務費は非常に足らない時分に、こういう重大なる責任のある地位に優秀なる人を探すことは、なかなか骨が折れるのでございますが、この人たちのいわゆる
そこで私は折角勞働者ができてその下に勞働監督署があり、更に職業安定所があつて、勞働者の生活に密著する組織を持つているのであるから、今度は安本の割當計畫を直ちに勞働省一手に一任して貰いたい。そうして勞働省で以て更に各現業官廳等に、これをその現業官廳の範圍内にあるものは、そちらへ廻わす。
府縣廳の工場課なりでやつておつたわけでありますが、それが府縣廳から離れまして、新らしい勞働基準局というものができまして、その下に勞働監督署というような、いろいろな役所ができることになりましたので、非常に事務が複雜になりまして、そんな關係が相當あつたように聞いております。
いたしますると、府縣區々にその取扱いが行われましては非常に困る問題がございますので、やはり勞働監督は國家の一元的な管轄下におかるべきであり、これは御承知のように國際勞働會議におきましても、勞働監督機構は政府直轄の機構によつてこれをやることが望ましいという勧告案も採擇されておるような事情もございまして、關係方面の意向をも容れまして、出先機關として府縣から獨立した基準監督局、勞働基準局、そうしてその下になお勞働監督署