1963-03-05 第43回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第9号
この炭鉱については特に鉱区の調整等の問題が、隣の勝田炭鉱との関連で言われておった面もあるわけです。現在合理化するといっても、山をやめるといった場合とある程度近代化、合理化して、人の再配置をするという二つの面があると思うんです。国鉄としては志免炭鉱の将来については、現時点ではどう考えておられるのですか。これを一つ明らかにしてもらいたい。
この炭鉱については特に鉱区の調整等の問題が、隣の勝田炭鉱との関連で言われておった面もあるわけです。現在合理化するといっても、山をやめるといった場合とある程度近代化、合理化して、人の再配置をするという二つの面があると思うんです。国鉄としては志免炭鉱の将来については、現時点ではどう考えておられるのですか。これを一つ明らかにしてもらいたい。
○多賀谷委員 今思いつきで志免のお話をなさいましたが、かつて社会党の石炭国家管理法案を出したときに、今ここにおられまする伊藤先生が鉱工業委員長でしたけれども、自民党の諸君が出したのは、勝田炭鉱と志免炭鉱を見てみろ、勝田は自由競争で非常にいいじゃないか、志免はこんなに悪いじゃないかということで宣伝したのですよ。現実はどうかというと、勝田はずっと赤字続きで、ほとんど気息えんえんですね。
さらに具体的な事例をあげてみまするならば、日本の北の果てにあります北海道の茂尻炭鉱で一瞬に六十名、太平洋炭鉱の三十九名、夕張炭鉱の四十名、あるいは勝田炭鉱の六十二名、久恒鉱業の三十六名、新入炭鉱の二十三名、江口炭鉱の二十九名、豊州炭鉱の六十七名、このように次から次へと多くの犠牲が出ているわけでございまして、特に今回問題になっておりまする上清炭鉱の七十一名、あるいはまた大辻炭鉱の二十六名と、尊い人間の
昨年の八月三十一日、太平洋炭鉱釧路鉱業所において発破作業中ガス爆発が起り、三十九人の死亡者を出し世論を騒がせましたが、今度の災害はこれを上回り、当初の予想を越え、戦後のものとしては、昭和二十三年の三菱勝田炭鉱のガス爆発事件に次ぐ大きな災害となったのであります。
三菱の九州勝田炭鉱、港湾関係では神戸の港湾荷役、室蘭等々の事業場では、終戦前に死んだ中国人の俘虜、一般市民、労務者の遺骨を日華労務協会の理事長の伊藤幸太郎という人に託したということになっているのであります。そのことは本人からも私たちがこの会の創立当初聞いております。
最初にお尋ねいたされました三菱勝田炭鉱におきまする災害事件は、まことに遺憾なことでございまして、商工大臣といたしましても非常に心を痛めておる次第でございます。
○神田博君 第一國会において、片山内閣が命がけで通過せしめたところの、いわゆる石炭國管法施行後の状況並びに今後の政府の出炭対策についてお伺いいたしたいのでありますが、その前に、去る十八日の福岡縣下勝田炭鉱の爆発事件についてお伺いいたしたいと存じます。 都下大小新聞紙上に掲載せられました記事の一つを参考にいたしたいと思います。
もう非常に時間の急を要しまして、この間の福岡縣における勝田炭鉱の災害の場合も、千六百万円という巨額のものを数日にして決定してしまう、こういうことができるわけでありますが、これを一々審査官に廻して審査するとか何とかいう煩瑣な手続を経ますと、折角の現金の支給が遅れてしまう場合が非常に多いために、そういう便宜、事務上の急速を尊ぶという本旨から、実際においては、そうした場合がありまするけれども、その法の精神
この間の委員会の節に、志免、勝田の両鉱業所長が出てまいりまして、志免國営炭鉱の能率と、勝田民営炭鉱の能率の比較において、勝田炭鉱所長、いわゆる資本家側の能率が上がつていると言う民営炭鉱の所長の口それみずから、志免と勝田において能率の差がないということを明らかに言つております。(拍手)この実例を見ましても、いかに自由党自身の國家管理反対の論拠が薄弱であるかということを申し上げて、終りといたします。