2013-04-15 第183回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
○藤本政府参考人 お尋ねの動衛研につきましては、非常に高度な検査能力が必要でございますので、資源の集中という観点から、全国的に設置するということは考えておりませんが、さらに動衛研の体制、位置づけについては考えてまいりたいと思っておりますし、お尋ねのございました簡易キットにつきましても、国で、ただいま実験室レベルでの性能を確認するというところまで来ております。
○藤本政府参考人 お尋ねの動衛研につきましては、非常に高度な検査能力が必要でございますので、資源の集中という観点から、全国的に設置するということは考えておりませんが、さらに動衛研の体制、位置づけについては考えてまいりたいと思っておりますし、お尋ねのございました簡易キットにつきましても、国で、ただいま実験室レベルでの性能を確認するというところまで来ております。
あのころ、私は現場にいて非常に困ったのが、罹患しているかどうかというのを検査するのに、一々東京の動衛研に血液検体を送らなきゃいけないんですね。これで一日、二日おくれるわけですよ、陰性か陽性かというのが。そういったことがもうちょっと簡素にできないか、あるいはスピーディーにできないかというのが非常に現場で思ったことなんですね。 例えば、動衛研を……
この動衛研をやはりこれから組織強化しなければいけないと私は強く思うわけであります。 ですから、検証委員会の報告を踏まえて、この組織が今後どういうふうにあるべきかということを検討することを、これは可決した後の附帯決議あたりにつけることが適当ではないかと私は思いますが、感想だけで結構ですから、簡略にお願いします。
これはあってはならないことですけれども、韓国の状況とかを見ておりますと、今回は十年ぶりとかそういう話でありましたけれども、もしかしたらもう少し頻度が狭まるということもありますので、こういう動衛研の問題とかワクチン接種のタイミングとか、いろいろなものを強化していかないといけないという問題意識でありますので、御理解をいただきたいと思います。 簡単な質問です。
それで、デジタルカメラで写真を撮って、すぐ国の方に、家畜衛生研究所、動衛研の方に送ってもらうと写真で今判定できる。二十四時間以内に、その写真で判定して黒とわかれば、殺処分して、七十二時間以内に埋却していく。
県の家畜保健所、そこに三月の三十一日には検体もとっておったわけですから、それを早く国の方の動衛研に送っていただいていれば、口蹄疫であることが早く確認できて早期の対応ができたのじゃないか。
駆けつけてデジタル写真を撮ったら、その写真を動衛研、国の方に送っていただければ、今はほぼ写真判定で一〇〇%確認できます、写真判定で確認したらすぐに折り返し連絡をするので、それに基づいて二十四時間以内に必ず殺処分していただきたい。そして、七十二時間以内に埋却していただく。そういうマニュアル、指針を今私どもの方で各都道府県に徹底させていただいているところです。
去年、つくばの動物衛生研、動衛研で人工的にBSE感染させた牛、牛を試験するための施設ができたばかりで、これから様々な試験を重ねていくことでBSEに対する知見が見付かっていくと思います。この試験の進行状況をまず見守って、今後、得られた知見に基づいて対策の在り方などを議論すべきであるというふうに思います。
農林水産省としてやってきていることは、これはBSE問題に関する調査検討委員会と違いまして、これはもう個別具体の問題ですから、もうありとあらゆるところを使ってやっていかなきゃならないと思いますし、そういう農林水産省にも動衛研でありますとか、いろんな機関がございます。
さらには、夏以降、動衛研の二名の研究者を英国獣医学研究所へ派遣し共同研究を実施するということも決めておりますし、動衛研をBSE等動物プリオン病研究の中核機関と位置付けまして、御案内のとおり、現在整備を進めているP3レベルの隔離研究施設を活用しまして、厚生労働省の研究機関を始め、大学、民間、さらには海外の研究機関等との連携拠点として育成していきたいと、このように考えておるわけでございます。
○楢崎分科員 動衛研の方で、羊のスクレーピー向けに正確で感度の高い診断方法の開発を進めている。これは年末の十二月三十日に報道をされていたのですが、このめどはつきましたか。
当初は陰性、脳に空胞があったためにまた動衛研に再送付した。 僕がここで申し上げたいのは、八月六日にこれだけの問題があって疑似患畜が発生したのに、それから後、えさの検査も一カ月後、つまり、はっきりと九月十日に、免疫検査の結果、組織学的な検査の結果、陽性と出てからやったわけであります。ここもまた非常に問題でありまして、一カ月以上経過してからえさの検査を実施している。
○羽田雄一郎君 るる述べられましたけれども、二〇〇一年八月二十四日、千葉県で感染牛の脳から狂牛病特有の空胞が見付かったのに、農水省は、六日後、三十日まで動衛研に伝えなかったという、その空白の六日間がある。そしてまた、二〇〇一年九月十日、一頭目の狂牛病が確認されてから、十月十八日、全頭検査が開始されるまでの対応は本当に適切であったのか。
もう一つ言っておきますと、今回の八月十五日の動衛研でプリオニクステストをやっていますけれども、やり方が間違っているわけですよ。やり方が間違っているからシロとまず判定されているんです。これは本当は牛の延髄のかんぬき部を使用しなきゃいけないのに、その周辺を使っているわけですよ。
私は、ですから、家保における検査、そして動衛研における検査などが、今委員指摘のように、本当に気が遠くなるような時間がかかっておるわけです、私からいたしますと。それは、これは単なるサーベイランスの一環でやっているというような、そういう安易なといいますか、これをBSE発生を疑って、さあ大変だというような意識がない。
それからもう一つ言っておきますと、動衛研で検査したプリオニクステストですけれども、これやり方間違っているじゃないですか。方法が違っていたからこれシロと出ていませんか。つまり、その前にやった検査で本当に正しかったのかどうかなんかわからないじゃないですか。
そして、消費者がまた本当に懸念するのは、例えば、農場の段階では都道府県の家畜保健衛生所を経て独立法人の農業技術研究所というところ、動衛研というふうに私たちは聞いてきたんですが、そこで検査をする、食肉の処理場の段階では都道府県の食肉検査所を経て帯広畜産大学など四カ所で確定診断を行うとしていますが、この点、一つの病気がどうも二系統あるんじゃないかというふうに思われていると思います。
最後に、独立行政法人農業技術研究機構動物衛生研究所、以下動衛研、に参りました。 動衛研は、BSEについて、十年前からイギリスに研究員を派遣して共同研究と専門家の養成を図っており、農林水産省のBSEサーベイランスにおいて技術的なアドバイスと確定診断検査を実施するという位置づけになっております。