2012-03-05 第180回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
動物愛護管理法は、家畜も立派に保護対象の動物というふうに規定をしておるわけでありますが、東北大学の佐藤衆介先生という、これは動物福祉の専門でいらっしゃるんですが、その先生が、家畜福祉の観点から、集約畜産の中では明らかにできない、つまり、畜舎の中で大量に飼っていく体制では明らかに解明することができない家畜動物の本来動物として持っている正常な行動体系、動物行動学の観点、そういったものが、動物福祉を考える
動物愛護管理法は、家畜も立派に保護対象の動物というふうに規定をしておるわけでありますが、東北大学の佐藤衆介先生という、これは動物福祉の専門でいらっしゃるんですが、その先生が、家畜福祉の観点から、集約畜産の中では明らかにできない、つまり、畜舎の中で大量に飼っていく体制では明らかに解明することができない家畜動物の本来動物として持っている正常な行動体系、動物行動学の観点、そういったものが、動物福祉を考える
そのときに、日高敏隆さんという人の話を申し上げたんですが、動物行動学を専門にされているんですが、「人間は遺伝か環境か?遺伝的プログラム論」という本を紹介いたしました。
たくさんの本を書いていらっしゃる方ですが、最近の本の中で、この方が日ごろの動物行動学を通して教育というものについて言及された本でございますが、「人間は遺伝か環境か?遺伝的プログラム論」という本がございます。 この日高さんによれば、動物は、それぞれの種の生き方、育ち方に従って、それにぴったりと合った形の学習の遺伝的プログラムがそれぞれ組み込まれているというふうにおっしゃっています。
私は国連中心主義というものを、国連を一つのシステムとして機能させるべきだということを先ほど申し上げましたが、同時に、日本でややもすると動物行動学の刷り込みのような格好で、自動的にアメリカに協力する、アメリカを支援するという言葉が出てくるということを整理するということが日本の主体性の問題ではないかと思うんですね。
すなわち動物行動学、動物生態学にも個体数はある周期を持って、十年ないしは二十年で絶えず変化することも知られており、成長したり衰退したりを繰り返しているのではないか。それから四番目に、それと同調して、過疎による農業の衰退が挙げられる。これと連動して拡散移動を助長したと考えた方が最も説得力があるというような回答をいたしております。