2020-05-22 第201回国会 衆議院 外務委員会 第9号
一方で、越境性の動物疾病等に対する対処の緊急性が高まる中で事務所の活動も活発化してきたため、OIEから特権・免除の付与に関する要望が示されるようになりまして、具体的には、二〇一七年にOIEの事務局長から当時の外務大臣に対しまして要請がなされました。
一方で、越境性の動物疾病等に対する対処の緊急性が高まる中で事務所の活動も活発化してきたため、OIEから特権・免除の付与に関する要望が示されるようになりまして、具体的には、二〇一七年にOIEの事務局長から当時の外務大臣に対しまして要請がなされました。
越境性の動物疾病の侵入を防ぐためには、先生がおっしゃったように、やり過ぎということはありません。しかし、今、なかなか検査官の権限が弱いということがあります。ですから、今度の家伝法の改正では、その権限をまず強化しなければならないというふうに思っています。 今まで、在外公館とか観光局とか航空会社、いろいろなところで広報活動、情報の発信とか注意喚起、そういうものは一生懸命やってまいりました。
そうした中で、農業大臣宣言の中に、我々は、国際獣疫事務局、OIEを含む国際機関への支援と情報共有の強化及び特にアフリカ豚コレラや高病原性鳥インフルエンザ等の越境性動物疾病に対処するためのOIE基準の実施が重要であることを再確認するということを明記いたしております。
特に動物疾病につきましては、もう本当に一国だけでこれに対応するというのは難しい状況になっていますので、引き続きこの分野を始めとして御努力いただきたいと思いますし、あわせて、やっぱりWTOの例の東日本大震災の輸出禁止の裁定につきましては本当に残念でございます。ここの部分についても、引き続き理解を得られるように御尽力を賜りたいというふうに思います。
共同宣言が出されまして、ICT等々の活用をした生産性の向上でありますとか、あるいは食品ロスの削減、バリューチェーンの拡大でありますとか、あるいは動物疾病、今や豚コレラが大きなテーマになっていますけど、課題になっていますけれども、そういったことに対する対応等々についての共同宣言が出されたということでありまして、本当に大臣についてはお疲れさまでございました。
昨年十一月には、私自身がこの大臣会合に出席をいたしまして、アフリカ豚コレラを始めとした越境性動物疾病の蔓延防止に向けてより一層協力関係を強化していくことを合意もいたしたところでもございます。
豚コレラやアフリカ豚コレラといった越境性動物疾病の侵入防止では、水際検疫の強化と農場の衛生管理の向上の両輪で行う必要がありまして、水際での検疫は、家畜伝染病予防法により国の動物検疫所と家畜防疫官が責任を持って担っているところでございます。 水際の検疫強化に当たりましては、まず、委員御指摘のとおり、違法な畜産物を持ち込ませないよう周知徹底を図ることが重要であると認識をいたしております。
○国務大臣(吉川貴盛君) まず、探知犬のことについてお答えをさせていただきたいと思いますけれども、上月先生ももう十分に御承知のとおり、越境性動物疾病の侵入を防ぐためには、もう何といっても水際における対策が重要であろうかと思います。
このように、アジアで越境性動物疾病の活発な流行が見られる中、さらに、最近は国際的な人や物の往来が増加しているということでございまして、国際空港や港における水際での検疫を強化することが、委員御指摘のとおり、大変重要でございます。
特に、悪質性が認められる場合には厳正に対処してまいりますとともに、引き続き、あらゆる手を尽くしてこの越境性動物疾病の侵入防止を徹底してまいりたいと存じますし、ゴールデンウイーク、十連休も近づいてきておりますので、農林水産省のみならず、関係府省とも連携をとりながら、徹底してこの水際作戦を行ってまいりたいと思います。
これらのいわゆる越境性の動物疾病の我が国への侵入を防ぐためには、水際対策を強化するだけでなく、疾病の発生国との協力によって我が国ヘの侵入リスクを下げる取組が重要と認識しております。このため、二国間、あるいは複数国間、さらには多国間など、様々な枠組みを活用した取組を実施しているところでございます。
同様に、国境を越えた動物疾病に対する対応ということで伺っておりますと、例えば日本と中国、韓国の間で動物疾病に関する大臣レベルの覚書を結び、協力をして進めているといった事例も伺っております。こうした点も含めて、農林水産省としての具体的な取組事例についてお伺いをいたします。
アフリカ豚コレラなど越境性の動物疾病の発生を予防するためには、まず、海外からの家畜の伝染性疾病の侵入を防止することが必要になります。 この侵入防止措置の効果は、輸出国が病気にかかっている家畜などを輸出しないという国際的な相互協力によってより高まっていくことから、我が国も諸外国に家畜の伝染性疾病を伝播させないよう措置をとる必要がございます。
検疫探知犬につきましても、五年前と比べて二・四倍となる計三十三頭を配備をして、体制強化に取り組んでいるところでもございまするけれども、最近のインバウンド旅行者の拡大に向けた取組が進められる中にありまして、増大する越境性動物疾病の侵入リスクに適切に対応できますように、今後とも、検疫探知犬や家畜防疫官の計画的な増強について、地道に検討を進めなければならないと存じております。
○吉川国務大臣 越境性動物疾病の侵入防止につきましては、水際の検疫強化と農場の衛生管理の向上の両輪で行う必要があると考えております。 水際での検疫は、家畜伝染病予防法によりまして、国の動物検疫所と家畜防疫官が責任を持って担っているところでもございます。このため、家畜防疫官の増員ですとか検疫探知犬の増頭など、水際の体制強化を図っているところでもございます。
インバウンド旅行者の拡大に向けた取組が進められる中、増大する越境性動物疾病の侵入リスクに適切に対応をしていくためには、今後とも、探知犬や家畜防疫官の計画的な増強については検討をしっかりと進めなければなりません。政策の一つとして、今御指摘をいただいたことも含めて打ち出してまいりたいと存じます。 また、徳永先生には、探知犬、御視察をいただきまして、ありがとうございました。
検疫探知犬につきましては、我が国へのアフリカ豚コレラなど越境性動物疾病の侵入リスクが高まっていることから、更なる増頭を検討したいと考えており、広報活動や家畜防疫官の携帯品検査への重点配置など、他の対策と併せまして水際対策の強化に万全を期してまいりたいと考えております。
○国務大臣(吉川貴盛君) 越境性の動物疾病や植物の病害虫のうち、鳥インフルエンザは渡り鳥が、沖縄におけるミカンコミバエは東南アジアからの台風が侵入原因と言っても差し支えないのではないかと考えておりますが、しかしながら、それ以外につきましては、生きた動物や植物、畜産物、肥料や飼料、あるいは人や物を介した場合など、様々な可能性が考えられますことから、世界的にも侵入原因を明確に究明することは困難であると承知
私どもといたしましては、越境性動物疾病の我が国へのリスクが高まっていると考えておりますので、国際観光旅客税の活用のいかんを問わず、水際対策も強化をしていかなければならない、そのように存じております。 この旅客税につきましては、また幅広く御議論をいただければ、こう思っておりますし、私どももまた研究、検討もさせていただければ、このように思っております。
水際では、検疫探知犬の使用、あるいは報道、キャンペーン等で越境性動物疾病の侵入防止に努めてきたところでございまして、近年では、中国でのリスクの向上、こういうことに対応いたしまして、検疫の強化をしているということで取り組んでいるところでございます。
これらにつきましては、計画的に増加を図ってきたところでございますが、我が国への越境性動物疾病の侵入リスクを踏まえて、適切に配置できるよう可能な限りこれからも取り組んでいきたいと考えておりまして、広報活動など他の対策もあわせまして、水際対策、強化を図ってまいりたいと考えております。
また、ベトナム国におきましてもこのアフリカ豚コレラの発生が確認をされたところでございまして、我が国へのアフリカ豚コレラ等の越境性動物疾病の侵入リスクが高まっていると承知をいたしております。
一方、その中国からは多くの旅行者の方々が来日をしておりまして、そういった意味で、我が国へのアフリカ豚コレラ、こういったものを含めた、越境性動物疾病と申し上げておりますが、そういったものの侵入のリスクが高まってございます。
春節の期間中に中国から多くの旅行客が来日することが見込まれておりまして、我が国へのアフリカ豚コレラ等の越境性動物疾病の侵入リスクが高まっていると私どもも承知をいたしております。 農林水産省といたしましては、この水際対策のさらなる強化のために、まず、検疫探知犬の臨時的増頭、さらには中国及びモンゴルからの到着便に対する探知活動の強化を実施もいたしております。
EU向けに牛肉などの動物性食品を輸出する場合、動物疾病に関する管理プログラムや衛生管理システムがEUと同等であることが認められなければなりませんが、現在の日本の食品の認定状況はどうなっているのでしょうか。 そして、まだ認可されていない場合、輸出ができるようにするためにどのようなスケジュールで準備を進めているのでしょうか。農林水産大臣の答弁を求めます。 原産地証明制度について伺います。
これに基づきまして、設置認可の申請書におきましては、地域封じ込め対策に基づく危機管理、それから感染症、食品安全に対応する国際獣医事等の公共獣医事に関する教育研究を推進すると、こういうふうにされておりまして、国際動物疾病学や人獣共通感染症学実習などの科目を設けて、感染統御分野の研究者を専門教員として配置するということにされております。
大学設置・学校法人審議会への加計学園の認可申請書におきましては、国際獣医事分野の教育として、国際動物疾病学、セキュリティー学、人獣共通感染症学実習などの科目を開設するとともに、感染統御分野の研究者を専任教員として配置し、また、国際対応ができる獣医師の養成に向けて、海外での教育研究経験を有する教員の配置や海外協力校との連携も予定しているところでございます。
大学設置・学校法人審議会への加計学園の設置認可申請書におきましては、国際動物疾病学や人獣共通感染症学実習などの科目に対し、感染統御分野の研究者を専門教員として配置することとされております。 文部科学省としましては、今回認可されました獣医学部におきます教育が申請の内容のとおり確実に実施されることを期待しております。
このため、農林水産省におきましては、昨年九月に日中韓農業大臣間で越境性動物疾病への対応に関する協力覚書を締結するとともに、日中韓の獣医研究機関同士が鳥インフルエンザ等の研究協力を推進しているほか、東アジア地域シンポジウムの開催や国際獣疫事務局が主催する東アジア地域会議等への参加を通じて、関係各国の情報共有、協力を積極的に進めているところでございます。
さて、今日、まずは私が大変今不安を感じております越境性動物疾病について伺いたいと思います。先ほどもお話がありましたけれども、今海外からの渡航者が大変に増えております。家畜伝染病の侵入リスクが高まっているわけです。 そこで、まずは高病原性鳥インフルエンザについて伺いますが、昨年十二月に宮崎県と山口県で高病原性鳥インフルエンザが発生しました。
この状況、今、越境性動物疾病と呼ばれる家畜の病気を防ぐには非常に限界があって、ウイルスは国を越えて入ってしまいます。その結果、犠牲になるのは家畜の命であり、畜産農家の皆さんは心配し、病気が発生すると被害も大きく、経営が困難になる場合もある。これからますますこの越境性の動物疾病には警戒を強めなければならないと考えますが、この口蹄疫に対してはどのような対策を立てておられるのか、お伺いしたいと思います。