1962-04-10 第40回国会 衆議院 決算委員会 第20号
次に、歳出予算現額と支出済み歳出額との差額二十五億八千百八十九万二千円につきましては、日本原子力研究所に設置する動力試験用原子炉の完成が遅延したもの、原子燃料の引き取りが遅延したもの、及び放射線医学総合研究所の研究設備等で一部工事が年度内に完了しなかったもの、並びに研究委託費、補助金等で年度内に試験研究が終了しなかったもの等がありましたので、二十二億七千七百四十二万九千円を翌年度へ繰り越しました。
次に、歳出予算現額と支出済み歳出額との差額二十五億八千百八十九万二千円につきましては、日本原子力研究所に設置する動力試験用原子炉の完成が遅延したもの、原子燃料の引き取りが遅延したもの、及び放射線医学総合研究所の研究設備等で一部工事が年度内に完了しなかったもの、並びに研究委託費、補助金等で年度内に試験研究が終了しなかったもの等がありましたので、二十二億七千七百四十二万九千円を翌年度へ繰り越しました。
次に、原子炉の整備関係につきましては、動力試験用原子炉を昭和三十七年度末までに、原子力船の遮蔽研究用原子炉を昭和三十八年度末までに完成させる予定にいたしております。また試験研究関係といたしましては、原子炉を中心とした各試験研究のほか、プルトニウム研究の本格的開始、大型電子計算機の設置及びラジオ・アイソトープの製造試験工場の建設等を行なう予定にいたしております。
次に、原子炉の整備関係につきましては、動力試験用原子炉を昭和三十七年度末までに、また原子力船の遮蔽研究用原子炉を昭和三十八年度末までに完成させる予定にいたしております。また試験研究関係といたしましては、原子炉を中心とした各試験研究のほか、プルトニウム研究の本格的な開始、大型電子計算器の設置及びラジオ・アイソトープの製造試験工場の建設等を行なう予定にいたしております。
そこで問題は、動力試験用原子炉というのでございますか、これはどのようなものが適当であるかということは、まだとうてい決定される段階ではないと存じます。ただいまお話のごとく、アメリカでは五つの型を定めまして、それぞれ分担して今研究を進めておりますが、これは大体におきましてみな濃縮ウランを使うものであります。
てきますと、原子力研究所の原子炉設置計画で、日本で動力用の試験原子炉を作るということはわれわれも賛成でありますが、国産で何年か後にお作りになるということはぜひやっていただかなければならぬのでありますけれども、国産で動力用の試験原子炉を作る前に、今申しましたような、国際的にモデル・プラントというものを輸入して、しかもそういう秘密協定なしに輸入できるという可能性があることになりますと、日本で作る動力試験用原子炉
その次に、動力試験用原子炉については、これはまた再び発注であります。そうすれば、ウォーター・ボイラー、CP5、動力用試験原子炉の発注という註というものは、国内において発注するという意味を持たないじゃありませんか。
それによりますと、三十三年度末に国産の実験用原子炉を作るということと、三十四年度に動力試験用原子炉を作るというようなことを目途といたしまして、自主的に原子力の開発をするというような計画を立てております。