1962-02-20 第40回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
御承知のように農業機械化促進法は、昭和二十八年、動力耕転機等がようやく実用化され、一般化し始め、農業機械化に対する農民の意欲が高まり始めた時期に制定せられたのでありますが、その後の農業機械化の進展は、まさに目さましいものがございまして、昭和三十五年の統計によりますと、農家の約九割までが何らかの形で農作業に動力を使用しており、ここ十年間に動力使用農家数は約五割増加しているのであります。
御承知のように農業機械化促進法は、昭和二十八年、動力耕転機等がようやく実用化され、一般化し始め、農業機械化に対する農民の意欲が高まり始めた時期に制定せられたのでありますが、その後の農業機械化の進展は、まさに目さましいものがございまして、昭和三十五年の統計によりますと、農家の約九割までが何らかの形で農作業に動力を使用しており、ここ十年間に動力使用農家数は約五割増加しているのであります。
免税の関係のものはすでに御案内の通り船舶の主たる推進機関の動力源にどれだけ使うか、航路標識の光源用にどれだけ使うか、鉄道や車両等の主たる推進機関の動力源にどれだけ使うか、農業関係の動力、耕転機等にどれだけの動力源を使うか、陶磁器の焼成用にどれだけ使うかなどに関するものをそれぞれ見積りまして、軽油の数量として見込まれるものは三十五万五千キロリットルでございます。
それから最後の欄の機械化研修、これは動力耕転機等についての操縦なり、あるいは多少の修理的な知識を普及させるための研修費でございますが、これは先ほどの上の方の農業講習費の方に特別の講習費を計上してございますので、そういうところでもって補うということで、この点は本三十年度からはやめることにいたしたのであります。