1960-09-01 第35回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第5号
岡委員 原子力発電がわが国でひとしお声高くなったのは五年前でございましたが、ヒントン卿が来られて、いわゆる〇・六ペンスということであったと思うわけですが、今石川委員は原子力発電のコストの点に触れられまして、〇・六ペンス説を唱えられた当のヒントン卿も、ことしの六月、マドリードで開かれた世界の動力会議の演説の中で、はっきりと、火力、新火力と大体価格が引き合うのはここ十年はかかるだろう、同様なことが、英国動力相
岡委員 原子力発電がわが国でひとしお声高くなったのは五年前でございましたが、ヒントン卿が来られて、いわゆる〇・六ペンスということであったと思うわけですが、今石川委員は原子力発電のコストの点に触れられまして、〇・六ペンス説を唱えられた当のヒントン卿も、ことしの六月、マドリードで開かれた世界の動力会議の演説の中で、はっきりと、火力、新火力と大体価格が引き合うのはここ十年はかかるだろう、同様なことが、英国動力相
これかあらぬか、最近の外電によりますると、いち早く英国の燃料動力相は、当初はコールダーホール改良型マグノックス炉に予定されておったダンゲネスの発電所、これをAGR型に変えようということを発表いたしております。これは新聞の情報でありまするが、もしそうであるとすれば、下院のコメントは燃料動力相によって確認をされ、英国の原子力発電政策は大転換でございます。
といたしまして、私は特に感じたのでございますが、御承知のごとく最近の政変において、英国は非常に困って、国防費も一割ないしは二割は締めなければならないとか、いろんなことに出っくわしておったのでございますが、ちょうど一月の十二日でございましたが、偶然私がロンドンにおりましたときに、その時期に際会をいたしたのでありますが、今度の政変においてマクミラン内閣が一番力を入れるものは動力であるということでもって、今までは動力相
第一は、英国の政変にちなみまして、何とはなしに経済的に大きな変化が来はせぬか、こういうようなことを英国でも聞き及び、またアメリカでも聞き及んで参ったわけでありますが、英国では、どうしても今までのような世界第一の国として立っていくには何としても少し柱がゆるんできた、それを立て直すために考えたこととしてあげられておりますことは、御承知の通り、今までは閣外の閣僚として軽視されておりました動力相でございますか
実はこの前も申し上げたように、今度来た元の動力相が私に、十月にやるが、それはイギリスにおけるベースに乗るという確信を持っておるということを言ったのです。それで、日本の電力のデータを政府として送れと言いましたので、私は送る、こう言うております。
なおまた、イギリスの例と、それはお間違いじゃないかと思いますが、この間元燃料動力相のロイド氏が来て、今年の十月に発電する、しかもイギリスで経済ベースに合うと思うということを元燃料動力相が言ったのであります。これについて私は念を押しました。あなた方ほんとうにそれはベースに合うのかと言うと、自分はそれを信ずるということを言いました。
この間ちょうど幸い元動力相のロイド氏が日本へ来まして私、会いました。そうして英国の事情も聞きましたところがロイド氏の話によりますると、動力発電は十月にやるが経済ベースにまで合うだろうと思っている、こういうことで私は驚きました。私は経済ベースに合うのはもっとあとだと思っておりました。
幸いこの前イギリスの動力相のロイド卿が来ましたから、話をしまして、ロイド卿からも、それじゃ日本の原子力に関するデータを日本政府として英国政府に送ってくれぬか、そうすれば、英国でも十分調査して、今後相提携していこう、こういうことになっております。 なおイギリスの動力相の推薦したヒントンという、原子力に対するオーソリティが日本に来ることになりゃせぬかと思っております。
○岡委員 そこで一昨日、正力委員長は、英国のもとの燃料動力相のロイド氏にお会いになりまして、委員長の談話が発表になっております。あの御趣旨をここでいま一度御説明を願いたい。