1968-05-06 第58回国会 衆議院 外務委員会 第17号
わが国でも、動力炉・核燃料開発事業団が中心になりまして高速増殖炉の開発をするわけでございますけれども、この計画を、すでに二、三年前から動力炉開発臨時推進本部の高速炉の分科会で検討してまいりまして、動燃事業団の現在進行中の計画のもとになりました計画の立案をしたわけでございますけれども、そのときも、一番私ども心配いたしましたのはプルトニウムの入手問題でございました。
わが国でも、動力炉・核燃料開発事業団が中心になりまして高速増殖炉の開発をするわけでございますけれども、この計画を、すでに二、三年前から動力炉開発臨時推進本部の高速炉の分科会で検討してまいりまして、動燃事業団の現在進行中の計画のもとになりました計画の立案をしたわけでございますけれども、そのときも、一番私ども心配いたしましたのはプルトニウムの入手問題でございました。
○丹羽参考人 私以外の方がお答え申し上げるほうが適切かもしれませんが、とりあえず現在はそういうような問題を動力炉開発臨時推進本部で扱っておりますので、かわって御答弁申し上げます。 まず、私、一昨年の暮れに、たぶん御承知いただいておると思いますが、各国の動力炉の開発に関する政策といいますか、何をどういうわけでやっているかということを調べさせていただきました。
○村田政府委員 ただいま原子力委員会がおつくりになりました動力炉開発臨時推進本部の議長の丹羽理事長が見えておられますが、この計画をつくるにあたりましては、推進本部のほうで専門の分科会をつくっていただき、そこで高速増殖炉及び新型転換炉について、原型炉までの開発をどのように効果的に進めていくか、また、どのようにすれば最も能率よく進められるかという点を、相当の時間をかけて御検討の上、さらに、そういって検討
ただ、結果としましては、おしかりをこうむってもしかるべきではないかとさえ思うくらいに、フランスからの申し出、カールスルーエからの申し出、それから昨日到来いたしましたエンリコフェルミからの、新しい高速増殖炉の設計に参加しないかというような申し出に対しては、動力炉開発臨時推進本部で検討することにはなっております。また、検討も一部はいたしておりまするが、遺憾ながら最終結論は得ていない。
四十一年の五月の動力炉開発基本方針、それから動力炉開発臨時推進本部、そして今回の基本方針によって新型転換炉、高速増殖炉開発スケジュールはわかりました。
○村田政府委員 事業団に現実にどのくらいの科学技術者が必要になってくるかということは、ただいま原子力委員会で御検討いただいております基本方針の案あるいは基本計画の案ができまして、それに即応した人員計画というものをつくらなければならないわけでございますけれども、これまで丹羽理事長が議長をやっております動力炉開発臨時推進本部のほうで、約十年間にわたる高速増殖炉並びに新型転換炉の開発計画に必要な、つまりそのこと
動力炉開発臨時推進本部というものを原研の中に置いてやってさておいて、いま機構をぐるっと変えるのですから、いま私が一番心配するのは、その中でスムーズに日本の国の研究体制というものが、国の責任において絶対に狂いなしにやれるかということをきょうお聞きしようと思っている。それをひとつお三方から言っていただきたいと思います。
たとえば、原子力研究所の中に設置されました動力炉開発臨時推進本部の構成をひとつ見てごらんなさい。この委員のほとんどは——大学教授は大山さん一人でしょう。原子力研究所の理事長の丹羽さんは、原子力のなにだから、国との関係だと思いますけれども、この方だってやっぱり財界出身だ。あとはみな見てごらんなさい。
まず、方針が変更されたのじゃないか、現に動力炉開発臨時推進本部というものが原研の中に置かれておるじゃないか、今度はその仕事を新法人に取り上げるのだからして方針変更じゃないか、こうおっしゃいましたが、その点は、私はそうじゃないと思います。はっきり申し上げて、動力炉開発臨時推進本部というものは、法律的根拠は持っていないと私は思います。
引き続いて、この基本方針に沿って、実施計画及びその推進を一日も早く進めていくための臨時の組織としての、動力炉開発臨時推進本部というものの設置についての方針を決定されました。
その時間的な間隙をどうして埋めるかというその埋めるための必要上、ここにいま動力炉開発臨時推進本部というふうな機構を設けまして、そうしてこれには委員会のほうから基本方針を示しまして、その基本方針に従って、さらにそれを具体化し、また準備的な作業をする。こういう仕事を臨時推進本部にしていただくということに相なったわけでございます。
まず、お尋ねを申し上げたい第一点は、最近、動力炉開発臨時推進本部というものが設置されました。原子力委員会がすでに存在するときに、しかも、この委員会が私どもの意向に十分対応し得るような動力炉開発の計画も決定をされましたときに、なぜこのような本部を設置する必要があるのか、この点、私は若干の疑義を持っておりますので、この点についてまず有澤委員長代理の御所見を承りたいと思います。